若女将コラム

日々西屋と山を縦横無尽に駆け巡る湯守兼若女将のかなりマイペースなコラムです。
内容はすっ飛んでいます(というかほぼ西屋に関係ない話題ばかり)。ぜひ楽しんで下さいませ。

若女将コラム

好きな音楽のこと ~ロック・ポップ系

2020.03.20

音のある生活 37「水仙の春」

 こんにちは。
スクワット地味に継続中の若女将です。
(マッチョ増量中?)




(↑先月末に殺風景な「大広間」から「湯の花ダイニング」に変わった
宴会場…の看板。名前に合わせて小花を書き加えましたが・・・
我ながらどう見てもクラゲ(汗))

アウェーど真ん中ですが、花粉症には今のところ悩まされていません。
おかげさまで私は元気です。

山形県は奇跡的に今日現在コロナウイルスの感染者が出ていませんが、
観光業は総じて修羅場です。
騒然とする世の中に漂う未知の暗雲たるや、人里離れた山の中の穏やかな
景色さえ悲しく思えてきます。



もうすぐ春なのに。
こんなに平和な白布だというのに。
こんなにのどかな東北だというのに。

マスコミはコロナの新規感染者数やオリンピックの行方ばかり
右ならえで報じないで、今までに罹患した方の傾向や病後、
既に回復した(無事退院した)皆さんの人数をきちんと
カウントして伝えてほしいもの。
そしてこの度の現象が、時折発生するインフルエンザetc.の
流行となにがどう違うのかも。
(結構探さないとその類の情報が見つからない)

前々から疑問でした。
同じ話題でも伝え方一つで希望が持てる可能性が生まれるのに、

どのチャンネルも殆ど「新たな感染者が××で〇人発生」ばかり。
まるで「一度感染したらおしまい」みたいに、言いっぱなし。
世間の不安をあおる様な報道が後を絶たない。

何か故意の理由でもあるのだろうか。

訴求力のある報道機関の一つでも、物事を反対の視点から
冷静に導いてくれる救世主はおらんのかの。
そうすれば、盲目的になりつつある自粛の区切りをいつ
どこに落とせばいいのか、およそ目安が
見えてくるんじゃないかな。オリンピック然り。

我ら観光業はじめ全国の事業所(そして一般家庭の皆さん)も
きっとそれを心待ちにして耐え忍んでいるのだ。



今日の一枚。

”THE DANCING SUN”

松任谷由実(1994)


(↑サムネイルクリックで「春よ、来い」のPVが
視聴できます。うぉー懐かしいぃ…(泣))




ご存じユーミンの通算26枚目のアルバム。
J-POPジャンルとして初めて買った一枚でもあります。
当時の朝の連続テレビ小説の主題歌にもなった「春よ、来い」が
有名ですね。曲をかけつづけると、最後に幽かに童謡の旋律
そのままの歌声が流れてきたのに感動したのはいい思い出です。
何度も聴いたなぁ…



「春よ、来い」を聴くと個人的に思い出すのがスイセンの花。
故郷の神社の境内のスイセンが朝霧にかすむ幻想的な風景や、
雪解けの白布で逞しく芽を伸ばす姿、



西屋の枝垂れ桜と一緒に花開き、
見る人の心を華やかにしてくれる様子等々…
私にとってまさに「春の使者」のような花です。

今年は本当に(そしていろんな意味で切望する)春よ来い状態。
いい春風が、野にも里にもやさしくそよぎますように。

2020.03.14

音のある生活 36「湯温計、またの名を限凸マッチョ」


こんにちは。
リバウンドが気になり、再び己に節制を誓って減量を再開した若女将です。
自分のことは自分が一番よく分かっている。ストレスに負けるな。



↑こっちが男湯



↑こっちが女湯。

この湯滝の奥に温度調整用の桝が2か所あります。
夜、このあたりで怪しい光が動いているのが見えても
255%若女将ですのでご安心ください。

三寒四温の今時分、
山の源流も目まぐるしく様子が変わります。
雪解け水で増量したり去年の落ち葉が堰になって激減したり
季節の変わり目の早朝源泉湯桝回り(温度管理)は時間との勝負。

以前は最初に三十三観音まで軽トラを走らせて、水量が不安定になる
コンディションでも上流から沢水を確保し、長時間安定する温度設定が
できていました。
しかし今は調理場やほかの現場も兼務しているため、
悠長に温度を確かめている時間がありません。

うっかり夜更かし寝起きのモナ・リザ(浮腫んでる)、
ザ・ピンチ(ダ・ヴィンチ)!メイクで上書き保存☆
何をやっても
6時までタイムプレッシャー(Yeah)、
時短で作業war終えて抜き足差し足次の現場ダッシュ!
(↑ど素人ラップ風にどうぞ)

最近ずっとこんな調子なので、
桝に差し込んだ湯温計の液晶がギューンと上がっていく
プチ緊張の一瞬が、某仮装大賞の得点バーに見えて仕方ありません。

覚えていますか?
コスプレ審査員の皆様のポチ数が合計15点に届けば合格確定の得点バー。


(↑第34回仮装大賞に出場し、語呂出し一発芸にもかかわらず
絶大なインパクトから伝説と言われた(?)「家&ヘイ
」。)

欽ちゃんの丁々発止ナレーション(&審査員)とのお情けバトル?が
全国のお茶の間の涙と笑いを誘った、やたら人間臭いあの電光掲示板。

それがね、ちょっと似てるのよ、こいつ↓に。



似てるんだけどね…
朝の湯温計の怖い所は、得点バーと違って”お情けジャッジ”がない上に
カンスト(20点満点)設定もないこと。
大概限界
(適温範囲)突破して不合格に転落するオチが多いこと。

時間がないときに限ってややこしい要因でお風呂が熱くなっていると、
のたびに「不合格かよぉおーー(汗)!」と(心の中で)叫びながら
慌てて再調整
していたりします。
仕方がなく短期決戦で詰まりやすいホースからホースへジョイントして
水を繋ぐこともあり、最近ではすっかり荒療治のパターンもいくつか
覚えてしまいました。経験は時に悪知恵の隠れ家と化す。

嵐の翌朝や大雪が降った日はあらかじめ状況を予測して普段より
30分以上早起きして作業に取り掛かりますが、心折れること請け合いです。

逆に一発でジャスト適温に収まった時の喜びときたら…
欽ちゃんと思わずハグする合格シーンを思い浮かべてみてください。
あんな感じです(笑)




笑いながら腹筋を鍛えたい、
そんなあなたに今日の一曲。

”マッチョオブザワールド"

Nocturnal Bloodlust(2019)


(↑サムネイルクリックでようつべ視聴できます。
但し公式UP版はMusic Premium会員でないと
再生できないので非公式版から。※音量注意!!)



8種類ものデスヴォイスを使い分けるという驚異のボーカル
(そして惚れ惚れする筋肉ボディの持ち主):尋をリーダーに活躍する
日本のメタルコアバンド、Nocturnal Bloodlustの最新アルバムから
一番のお気に入りをピックアップ。

何がマッチョって、タイトルそのままです。

筋トレ×4!!ラスト1回!!Fight or Fight!!!


ここまで熱いマッチョ魂のメタルコアなロックは
ちょっと他には思い当たらないっていうくらいマッチョ全開。
全世界のマッチョ好きさん必聴(?)。

マッチョだァ(ワァオオウ)!!マッチョだァ(ワァオオオオゥ)!!!
(本当は「マッチョオブザワールド!」とシャウトしているのですが、
何回再生してもこう聴こえる↑。)

いいね~!!新陳代謝が上がりそうです(笑)

信じられるのは己の身体のみ 膝をつくな立ち上がれ 
幕は開いた 見せつけろ、お前がオンリーワン


カッコイイ。
自分に厳しく(人にやさしく?)目標を目指す姿はマッチョカッコイイ。
繰り返します。マッチョカッコイイ。

いや、私別にマッチョを目指すわけじゃありませんが…。
ダイエットの応援ソングにはもってこい。
絶対に元気が出ます。超おススメです。

2019.10.02

音のある生活 30 「オイヨイ西屋(トレーニングルームVer.)」

こんにちは。
iPad買い替えを割と真面目に検討中の若女将です。



燦燦と降り注ぐ朝日。近いうちに貯水槽の泥あげ予定なり。

更新できないままひと月も経ってしまいました。9月は色々ありまして…
泥じゃないけど気分をアゲていかねばならない今日この頃。



だいぶ前ですが、マイオアシスことスタバでの一コマ。
グリーンアップルジェリーフラペチーノ。
目の醒めるようなグリーンと青リンゴのフレーバーが実に爽やかでした。
スイーツは好きですが実はこの手のフローズンタイプが苦手で、今まで
フラペチーノは殆ど試したことがありませんでした。
当日は暑さもあり珍しく冒険しましたが、素晴らしく美味でした!!

ところでいつも思うのですが、スタバのフラペチーノは毎度ネーミングが
すごい。あのまるで呪文のようなおしゃれ長い名前をなんでみんな噛まずに
スラスラ言えるのだ?

「エクストラチョコレートダークモカチップクリームフラペチーノをベンティで☆」
献立ジョブチェンジしよう↓
「つゆだくねぎだく納豆キムチかしらの特盛牛丼大盛りで(ドヤァ)」

はっはっはww
ノリは一緒のはずなんだけどなぁ。圧倒的に前者の方が軽やかなのは何故だ(笑)



仕事中、上着やらスマホやらその他諸々小道具やら、
癖でついつい身につけているものをポイポイ置いてはすぐに「どこいった?!」と
探し回ってばかりいる私(学習能力…)。
そんな無駄時間が出ないよう、一年ほど前から常にウェストポーチを付けて
館内を動き回っています。というわけで、ほぼ一日中体の一部と化している私の愛電話。
私の独り言から思考行動パターンまで持ち主以上に性分を把握している恐るべき相棒です。
特にデフォルトで搭載されているヘルスケアアプリ…最近ようやくその有用性に
気づきました。毎日親切にも睡眠時間やら運動量やら測ってくれているので、
不摂生防止のためにもいろいろ助かっています。
その中に万歩計機能もあるのですが、仕事がある日はほぼ毎日12000歩前後
歩いていたと分かりビックリ。1日通してせいぜい半径30メートル以内位しか
移動していないのに。



ちなみにこちら↑先月最高歩数をマークした9月22日の記録。
もう少しで15000歩だった惜しい。
何駅も乗り継いで上へ下へと毎日通勤通学する都会の皆さんには
到底かなわないとは思いますが、上記の通りの行動範囲からしたら
なかなかの運動量と言えるんじゃないかと思います。
西屋の本館は2階建てですが、40階分も上り下りしていたのが
妙に笑える。どういう算出方法だか分からんが。
こんだけ毎日運動していたら特別なトレーニングは必要ないわ!と
真面目に思ってしまいました。

旅館業は実際体力がないと務まりません(しみじみ)。
少食のせいですぐバテてしまう私の今秋の目標は
「とりあえずご飯をしっかり食べる」
「10月中に最低1回は神羅ビル60階分(!)を目指す」

″戦わない理由を探すな。”



というわけで今回もすっかりおまけポジションに追いやってしまいましたが、
今日はファイト一発系の「音のある生活」シリーズで締めくくります。

ご紹介するのはこちら

”Fantastic”

Toy-Box(1999)

(サムネイル↑をクリックすると、ちょっと画像は荒いですが
公式YoutubeサイトでTarzan & Janeが視聴できます。
怪しいモンキーが大量に沸いてますが気にせずに(笑))

Toy-Boxは、20年ほど前にブレイクしたデンマーク発の男女ユニット。
Fantasticはその1stアルバムです(といっても結局リリースした
アルバムは2枚だけだったが)。おもちゃ箱をひっくり返したような
SF感満載のジャケット絵よろしく、どの曲も遊び心に満ち溢れた
元気な歌ばかり。船上で歌いながらいきなり剣VSおたまでチャンバラを
始めたかと思えば、ちょっとずっこけたスーパーマンに
やたら自画自賛する陽気な?ターザンが登場するし、
ETまでドンドンビー♪とか歌いだして「What are you doing?」なんて
ツッコまれているし、PVにやたら出てくるセクスィなお姉さん方を除けば、
日本でいうところの“童謡集”のノリに近いかも。
「お〇あさんといっしょ」で歌のお兄さんがとびきりの笑顔で踊りながら
披露しているタイプ。
個人的にはThe Sailor SongとWhat Aboutが好きです。

ストレス解消に思い切り身体を動かしたいとき、
気分をすっきりさせて明るく元気な気持ちになりたいとき…おススメです。

2019.03.01

音のある生活 20 「荒野を走れ、どこまでも」


こんにちは。
子供たちが読んでいる「おしりたんてい」にすっかりハマってしまい、
ページをめくるたびに夢中でおしりを探している(笑)若女将です。


(本日撮影。スイセンの芽吹き。過去最速かもしれない!!)

雪が少なかったこの冬、
西吾妻山麓は既に地面がところどころ見えてきています。
見た目4月初頭くらいの白布。
しかしまだ風は寒く雪も時々舞っています。現実は早春賦の空の下。
人間の利己的な詮索をよそに、季節の移り変わりを僅かにでもずらしてみたり、
時々何の前触れもなく不思議な景色を見せてくれたりする自然の、
なんと素晴らしい気まぐれぶり!
毎年同じにみえる春夏秋冬だけど、実は同じではないということだ。


(去年1月撮影。この頃より数cmほど月は地球から遠ざかっている。)

月が少しずつ地球から遠ざかるように、
星が螺旋を描きながら銀河と共に音もなく移動しているように、
つまり宇宙全てが加速膨張しているように、
私達は常に未知の場所へ旅をしている…だから毎日が新鮮なのね(なんだこの飛躍)。

・・・・あれ、風邪は治ったはずだが?!
いかんね、まだ熱があるかもしれない…ちよびた飲んで明日もつつましく頑張ろう。




今日はニャンコ(まさかの新入り!)ネタです。

かれこれ10日ほど前の夜のこと。
白布温泉に突如やってきた風来坊:通称ドロンちゃん(♂)。


(↑鼻の頭に怪我をしています。ピー助との戦いで出来たもの。)

しっぽを振ってニャ~ン、しおらしく餌をねだるだけかと思いきや、
翌朝には写真↑の通り、あっという間に宴会場脇のピー助小屋を乗っ取り、
老翁ピー助を力づくで追い出し、まるで昔から俺の家だったと言わんばかりに
シャーシャー威嚇し散らす事態に。

スタッフも「可愛い。」「めんごくない(可愛くない)!」
「可哀想。」「ピー助の方が可哀想だ!」と賛否両論。

そんな私達の喧騒をよそに、ドロンはすっかり小屋に居ついてしまいました。
というわけで、仕方なく(?)カリカリをあげて少しずつ慣らすことに
なりましたとさ。因みに名前の由来は“泥棒猫”のドロンちゃん(苦笑)

チャームポイントは臆病さの裏返しのようなシャー顔と、くっきりとした靴下模様。
そして、餌を食べる時はなぜかこちらにお尻を向けてきます。これがまた可愛い。



ところがよほど欠食ドラ猫なせいか、ご飯の最中に呼びかけるとこの通り。



顔wwwww

ニャンだ、このくそ忙しい時に呼びかけんじゃニャー!」みたいな(笑)




さらに見て下さいなこのビビりな姿。




何見てんだシャー!」(すぐ逃げるので写真ぶれぶれ)




ニャンだよぉやんのかおミャー!シャーッてのかゴニャー(しかし壁チラw)

イイ男が情けないにゃぁ…マルやピー助はもっと堂々と構えていたのに…。
最近何かあったのか、いっとう周囲を怖がっておどおどしているので、
なんだか本当に可哀想に思えてきます。

見た目は逞しいけれど、とにかく気が小さく出身地も年齢も不詳の
ブサかわドロンちゃん。
運が良ければ会えますので、ぜひ「ドロンちゃ~ん」と声をかけてあげて下さい。
高確率でビビって「シャー!」と返事してくれます(笑)



はい、というわけで今日の一枚。

B'z "Run"(1992)

B'z/RUN LIVE-GYM-Pleasure 2008 -GLORY DAYS-(Youtube)
↑ライブの様子から。Runを熱唱しています。

私にしては珍しい(すぎる)ピックアップです。1992年リリース。
もう27年も前(!)になりますが、かなり有名なアルバムなので
ご記憶の方も多いでしょう。
当時、女子らしい流行には目もくれずFFやDQに傾倒し、ホーキング博士の本に
かぶりついては空想にふけり、ルネ・マグリットやアルフォンス・ミュシャ、
クリスチャン・ラッセンに憧れて孤独に絵ばかり描いていたザ・奇人変人の私。
とある友人が「そんな性格じゃ今に友達なくしちゃうぞ!」と心配し、
わざわざ流行りの曲を何個ものカセットに詰め込んで「とりあえず聴け!」と
手渡してくれたのでした。(あやちゃんあの時はありがとう。元気にしているかなぁ…)
リンドバーグや原由子さん、ユーミン、バラエティ豊かなPOPソングが溢れる中、
カセットのひとつにこのRunがまるごと入っていたわけです。

それまで認識したことがなかった男性目線による世界観、人間模様、愛情…
力強く優しい歌に、他のどのアーティストよりも目からうろこが落ちる思いで
擦り切れるまで聴き込みました。特にアルバムタイトルになったRunは、
自分を鼓舞したい時、散々凹んで再起を図りたい時に高頻度で脳内再生される一曲。
いろいろな意味で思い出が深いアルバムです。
なかなかないよ、どの瞬間も!!

そうだ、ドロンちゃんもRun聴いて逞しく生きろ。
(でも猫だから、荒野は走らなくてよい(笑))

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