若女将コラム

日々西屋と山を駆け巡る湯守兼女将による、自由奔放すぎるコラム改めエッセーコーナーです。
人生は奇想天外に生き抜こう。趣味のことや日々思う事etc...ほぼ西屋に関係ない話題ばかり載せています。

カレーなる香辛料

秋です。
食欲の秋。
少食キラーの秋。



胃を壊しやすい体質から、日頃の献立の参考に薬膳レシピを覗くことがあります。
と言ってもそんな専門的なもんじゃありません。生姜、葱、大蒜(にんにく)等

スーパーで簡単に手に入る、主に「身体を温める」機能を持つ野菜をうまく
取り入れる技を参照しています。不眠と冷えは万病の元だからね。
漢方?知識ないよ!寝る前に飲む養〇酒でばっちオッケー。

生きとし生けるもの、日々食べな
きゃいけません。
私ら動物が食べることは、相手が動物であれ植物であれ他の命を頂くこと。
日頃家族のために料理を作る身として、心の中で感謝の気持ちを抱きつつ、
美味しい料理に仕上げたいと思うのでした。
全ては明日の健康のために。

医食同源とは実に正鵠を射た表現だと思う。

さて薬膳のスーパースターと言えばカレーです。
パンになったりお菓子になったりカッ〇ヌードルで世界に名を轟かせたり…
見た目は変幻自在だけど味はカレー。オールシーズンカレー。
何を隠そう、私カレー(味)大好き人間です。



この間の休館日に作った、自家版カレー(途中!)。
途中どころかめっちゃ序盤なので美しくなくてごめんなさいね!
私はいつも玉ねぎ&ニンニク&ショーガ他数種類の野菜を、全て、
細かく刻んで炒めてから煮込んでいます。
ここぞとばかり食物繊維バリ補給。
それもセロリやらニンジンやらピーマンやら、多くのチビッ子&一部の
大人が回れ右して逃げていくトラウマ野菜ベスト3はほぼ毎回ぶっこんでます。

芋ならいざ知らず、
カレーにセロリ丸ごと入れるとはなんとカレーなる冒涜!
おつカレー!!
うっわベタ寒いダジャレ。

しかし嫌いとは言わせんよ。私がセロリ異常に好きだから、
ついでに茎も入れてるだけよ(むしろ入れすぎ?)。
私がおまかない当番でカレーを作る時もほぼ100%入れてます。
「セロリなんて石鹸の味」と忌避する西屋スタッフのGっぴーには
絶対内緒だ!てか石鹸て(笑)
かつてチャップリンの映画「街の灯」でモブがサンドイッチと間違えて
石鹸食べて口からリアルに泡吐くシーンがありましたが、まさかあんな
風にうっかり石鹸食べたことあるのかぐっP?

セロリといわず、我が家のカレーはいつも勘とフィーリングのオンパレード。
友達から「ビール入れると(牛)肉が柔らかくなるよ」と嘘かホントか
分からないアドバイスをもらえば速攻試してみるし、チャツネがなくても
ブルーベリージャムをドバァしたりするし、十数年前、料理研究家の
奥園壽子(おくぞのとしこ)さんが、某健康番組で味噌だの
干しシイタケだの小松菜だの投入して前代未聞の超低カロリーカレーを
考案した事例が紹介されたときは、「なにこれめっちゃ面白そー!」と
さっそく作ってみたり(カオスな調味料&具材なのに美味かった)…
幸い我が子等には好き嫌いが殆どないため、
台所では文字通り母ちゃんやりたい放題です。
特に香辛料。
各種スパイスの追加による香りバフは欠かせません。
いつもルゥの量を控えめにして、代わりに自分であれこれ香辛料を
加えてたりしています。



↑だいたい入れるやつ。
カレー以外にも様々な料理に使えるよう、うちでは結構な種類を
ストックしています。あ、カルダモン載せ忘れた。
インド風、タイ風…その時の気分でラインナップも量適当目分量!

異国情緒あふれる香辛料の香り、私は大好きです。
例えば男性用のフレグランスにも使われるクローブ(丁子)の色っぽい香り。
たまりまへん。八角のスパイシーで甘い香りは豚の角煮に欠かせないし、
ナツメグみたいな甘くて刺激的な芳香もグー。採りすぎは危険なので、
おとなしくハンバーグに加えましょう。
シナモンも気分でカレーに突っ込むことがあります。意外とイケるよ?
フェンネルはたまにご飯の方に散らす。などなど。
どれも舶来の代物ながら、意外と日本人とも歴史的に付き合いの長い
これら香辛料。薬であり保存食の要であり、時に人を惑わせる媚薬となり…
その魅力は尽きません。
中でもカレーはスパイス料理の集大成の一つと言えましょう。
カレーは飲み物…じゃありません薬膳です。
ビバカレー。

というわけで、のっけから脱線しました。

次回は市内のとあるおススメカレー屋さんの紹介です。
は?!次回!??

(ちょっとお店が特殊だから前フリが必要かと思ったんだよぉ!)


今日の一枚
"Strong Currents" 

Hector  Zazou(2003) 


(サムネクリック→Youtubeで「Mmmh」視聴!)

フランスのミュージシャン、故エクトル・ザズーのアルバム。
前にフレグランスに合いそうな音楽、共感覚というこれまた
誰得マニアなお題で彼の別のアルバムを何枚か紹介しましたが、
ザズーの音楽はなぜか「香り(要はセクシュアリティ)」を
想起させるラインナップが多い気がします。

今回はズバリ
女(オンナ)の色香」。
断じて倉キチの女装ではない(笑)

1曲1曲異なる女性アーティストをフィーチャリングしており、
どれもなかなか色っぽい(?)雰囲気が楽しめます。
というかジャケットのおヌードが全てを物語っています。
アルバム名然り。
これ日本語化するとニュアンス激変魅力半減しちゃう奴です。
いっそ尻ごと受け止めて。

おススメは「Mmmh」、「Beauty」、「Under My Wing」。
敢えて媚薬的な香りを充てるなら、左から順にシャネルの
「ココ・マドモアゼル」orネロリ、白檀、イヴサンローランの
「オピウム」orイランイラン…かな?


・・・おいカレーに香辛料どこ行った。

若女将エッセー内検索

白布温泉 湯滝の宿 西屋

山形県米沢市大字関1527

お問い合せFacebookTwitter

Copyright (c) 2016 NISHIYA. All rights reserved.