若女将コラム

日々西屋と山を駆け巡る湯守兼女将による、自由奔放すぎるコラム改めエッセーコーナーです。
人生は奇想天外に生き抜こう。趣味のことや日々思う事etc...ほぼ100%西屋に関係ない話題を思いつくまま載せています。

春先から新しく始めた3つの「燃え」-①

 春先から新しく始めた3つの「燃え」

1.庭つくり



6月半ば、気になっていた西屋の庭にようやく手を入れしました。




スタッフ総出でほぼ一日がかり、花植えは丸っと1年ぶり。




今年はお米屋&お花屋の油屋さんに全面プロデュースをお願いし、
お花の運搬から日当たり具合をみながら種類別の植え方まで直接白布に
来て頂いて手取り足取りご指導いただきました。

当然花の種類によって値段はピンキリなわけですが、
ど素人なので値段は一切見なかったわ。
え、予算?
コロナへの間接的かつ狡い意趣返しに今更予算の縛りやて??
知らんがなIOCに言ってくれ!!


…おかげさまで見て!!






植えたばかりの時点では地面に隙間が目立っていましたが、
小さなお花が実に可愛らしく揃ったよ嬉しいよ。
今年は小道をだいぶ整備したので、浴衣姿でも気軽に歩いていけます。
良き良き。




今回はコキアにも挑戦してみました。秋の紅葉の時期が楽しみだうふふ。

今回庭仕事では、砂利だの木の根だの荒れ放題になっていた場所まで
頑張って開墾しました。まだ全面的に整備できてはいないしお花も
揃ったわけでもないし、最終的に納得のいく庭に仕上げていくまでには
それこそ長い期間が必要だということは十分理解しています。
理解しているが本当は私、過去プランターで何回も枯死の悲劇を
繰り返している元祖土いじり苦手マン。
風水的に私は「水の手」らしいですが、嘘だろ絶対嘘だろ。
メラッメラの火の手だろ。

しかし私は誓ったのだ。去年、今わの際の母に。
西屋の庭をきれいにしていくよと。
土と一緒に根本的に心入れ替えなきゃダメっぽい。
なんせ園芸ビギナーなので。気長に頑張るわ。




ちなみに、母から受け取ったラベンダーは元気です。↑

これらの可愛い草花にあげる水の源は、西屋裏のお薬師様からさらに
沢を上ったところから取水→玄関前の蹲に引いている、
純度100%の山水です。
間口は広くしているけど何分川なので、ちょっとでも雨が降れば葉だの
土砂だの時には冷たい小動物まで詰まる詰まる。
すわ大雨!今日は何が網に引っかかっているか?!
実にエグいエンターテイメント。
つまりこれから当分の間、晴天の日は湯守に加えてこの水確保作業も
欠かさずこなさにゃならんわけだ。
山に入っては斜面をノンストップで上り下りして水圧に耐えながら
全3か所でそれぞれ水を引くわけだ。
シンプルに仕事増えたよコンバットだよ(笑)
水といい温泉といい、私は水や泥に濡れて燃えるのが性に合っている
らしい。なんせエセ水の手なので。
ついでに体脂肪でも燃やしとく。これ次回の伏線。

「燃え」庭つくり…山の彼方の最終目標:ターシャ・テューダー!?


今日の1枚 


The 8 Symphyonies "Symphony No.3" 

Mikko Frank &
MDR Lipzig Radio Symphony Orchestra(2005)



(…マイナー過ぎて動画がないウケる。)

フィンランドが誇る現代音楽作曲家、以前もこのコラムで
紹介したこともある故エイノユハニ・ラウタヴァーラの交響曲第3番。
1960年作曲。ブルックナーの交響曲の影響を受けており
(実際よく似てる)、重厚感のあるリズムと荘厳で奥行きのある
音の広がりが印象的です。スコア見ていないので詳細は
分かりませんが、第1楽章の冒頭の主旋律他はブルックナー・
チューバ(ユーフォニアムによく似たホルンパートの替え玉楽器)
だと思われます(ソースは英語版ウィキペディア)。
どこか憂いを帯びた、仄暗くも艶めかしいその音色を聴いていると、
ダンテ「神曲」の挿絵で有名な、ギュスターヴ・ドレの
堕天使ルシファー(氷の地獄コキュートスのほとりで、身体こそ
冷たいのに心の裡には未だ人知れず熱く滾る何かを抱え、頬杖を
付いて虚空を睨んでいるあれ)が思い浮かびます。ラウタヴァーラの
交響曲は全部で8つありますが、3番はかなり好きね。一番好きな
7番の次位に好き。最後はしゅーん…と終わるし。
分かる(何が)。
いつの日か復活を望んでいるんだきっと。
堕ちてからの年月を鑑みるに、つまり彼も暇つぶしの達人なんだろう。
おまそれ生得領…

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