若女将コラム

日々西屋と山を駆け巡る湯守兼女将による、自由奔放すぎるコラム改めエッセーコーナーです。
人生は奇想天外に生き抜こう。趣味のことや日々思う事etc...ほぼ西屋に関係ない話題ばかり載せています。

米沢のいい所あれこれ 【第32回:「うふcafe」】




碧の森からこんにちは。
なぜか今朝から無性にJagabeeを食べたい若女将です。
あの絶妙な食感、たまらん~。おやつによし夜のつまみによしアレンジよし、
羨ましいくらい良いところしか思い浮かばない。ん~。
しかしここは白布。
思い立ってもすぐに買いに行けない山の中なので、



代わりにUkogeeを採取しましたとさ(笑)
鉄砲ぶちする身内は今はいないので、山菜とウコギぐらいしか
自給自足できない我が家の依存率…(苦笑)

このウコギ、じゃがビーじゃありませんが意外にバター醤油が
合うことを最近発見しました。
え?ウコギ和え?天ぷら?ノンノン、世界は広いのよ。
そもそも用途の半分が庭の垣根って時点で
何かを超越しているのだよウコギは。

実家の母は台所に立つと「料理はセンスとアドリブ!」というのが
口癖でした。今ではちょっとネットを検索するだけで、食材や調理の
垣根を斜め上に超えた絶賛ねとめし神レシピがごろごろ発掘できます。
つくづく便利な時代になったもの。
みんなよく考えるなぁと感心するし、何よりどのページも生き生きと
していて、いつも私はこの手の情報サイトをワクワクしながら
(いつかウコギのビックリレシピ(美味しい意味で)に出会えるかも
しれない期待を込めて)日頃の主婦業の参考にさせてもらっています。

ただ単に流し込むのではなく、ご飯は美味しく食べる。これ人間の基本。
どうか忘れないで。
生産者の皆さんや、日頃ご飯を作ってくれる大切な人への感謝の気持ちを。



今日は米沢のいい所あれこれ第32回目。
地元で大人気の隠れ家カフェ、うふcafeさんのご紹介です。



米沢市街地の西に位置する斜平山の麓、
雪菜の栽培で有名な古志田地区にひっそりと建つうふカフェ。



田舎道なのでうっかり通り過ぎそうですが、
DIYでユニークにデコレーションしたモニュメントが駐車場スペースにも
置かれていますので、それを目印に!
淡いブルーの建物がとても可愛らしいですよ。



店内はそれぞれ出材の異なる椅子・テーブルがあり、
カフェというよりおしゃれな一軒家という感じです。
ソファ席やカウンター風に窓辺を向いた席もあります。
今日はどの席にしようかな♪

こちらのお店は、何を隠そう「ガレット」が名物。
ガレットとはフランスはブルターニュ地方(大西洋側)発祥のお料理で、
要はそば粉を使った正方形のクレープみたいなものです。
はるかヨーロッパでそば?!と思うかもしれませんが、
元々やせた土地であったブルターニュに十字軍が中国原産のそばを
持ち帰って植えたのが始まりだそうで、実はフランスとお蕎麦は
(食べ方全然違うけど)1000年近い付き合いがあるそうな!

うふカフェさんでは、地元米沢産のそば粉を使ったガレットを
提供していて、ランチタイプのもの、スイーツタイプのもの、
また定番から週替わりのテイストまで実に種類さまざま。
どれも香ばしいガレット生地と相性抜群の美味しさで、
地元でもやみつきになるリピーターさんが多いお店なのです。

ちなみに私はいつも週替わりをオーダー。一期一会を楽しんでいます。



去年12月に訪れたときは日替わりガレットの
帆立&玉ねぎのホワイトソース↑をチョイス。



とび子も乗ってカラフル。めちゃ旨でした…。



直近でお邪魔したときはラザニア↑をオーダー。一見グラタンですが、
中にちゃんとガレット生地が入っています。これがまたふわっふわ。
そばの香りがほんのりと、チーズとよく合います。お見事!!



こちらは定番メニューのベーコン&トマト&エッグ。
(撮影を待ちきれずに娘が食べ始めるところ…(汗))

王道のトッピングですが、やっぱり決め手はそば生地。
見た目固そうに見えますが、全然ぱりぱりじゃないですよ~。
ふわふわなのよ~。そしていい匂いなのよ~。
うふcafeさんのガレット、すっかり子供たちの大好物になりました。

また、うふカフェさんは前菜も凝っていておしゃれです。





↑こちらは去年の冬訪れた時の前菜。



↑こちらは直近でお邪魔したときの前菜。
紫色のキャベツはザワークラウトです。酸味が程よくて美味、美味!!

美味しいのはもちろん、器や盛り付けにも遊び心が見えて、
いつも頂くのが楽しみです。ぜひこのセンスを見習いたい…。



カフェと言えばスイーツもまた楽しみたいもの。
こちら↑は去年訪れた時に注文したバスクチーズケーキ。



チーズケーキ好きにはたまらない…(涙)



ドリンクも各種あります。こちら↑はホットティー。
器がとにかく凝っていて、このミルクガラスのソーサーは本当に
魅力的でした。



↑こちらは今の季節特に恋しくなるアイスコーヒー。
デカンタに入ってくるので大容量です!
驚いたことに氷までコーヒー分が入っていて(まん丸の大きな氷)、
まったり飲んでも味が薄くならない真心仕様。素晴らしい…!

のどかな風景と雰囲気に、ついつい長居してしまいます。
小学生未満の子供さんは入店不可ですが、気軽に女子同士で楽しんだり
ちょっと一息入れたい時におススメです。
オーナーさんもとても穏やかで素敵な方です。
米沢を訪れたら、ぜひうふカフェさんのガレットをご堪能下さいませ。

【うふcafe】
〒992-0065 山形県米沢市古志田町2782-2
Tel 0238-55-4500
営業時間 11:00~18:00
定休日 水曜日・第2火曜日 
(冬季は12月中旬~2月末までお休み)
駐車場 お店の前に数台分のスペースがあります。




今日の一枚☆

"Triona Marshall"

Triona Marshall(2006)


(↑いつものサムネイルクリックで、
彼女の「ローズマリーリール」他が視聴できます。
(アルバム未収録曲))

ちょっと(かなり)海は隔てているけどブルターニュつながり!
ガレットタイムに合いそうな(?)ケルトミュージックから、
アイルランドが誇るアイリッシュハープの名手、
トリーナ・マーシャルの1stソロアルバムをチョイス。

トリーナ・マーシャルは、半世紀以上にわたって国際的に
活躍しているケルト音楽の大御所:チーフタンズのハーピスト
としても名を馳せています。故デレク・ベルの後継者として
パディ・モロニーが見出しただけあって、本場アイルランド
仕込みにしてクラシックの素養も持つトリーナの演奏は極めて
ハイクラス。
私も少しだけアイリッシュハープをかじった時期があるので、
彼女の奏でる複雑な和音と優雅かつ高速の撥弦技法にはマジ
脱帽です。ホントどうやって弾いてるの?!
…いや、そりゃプロだもの。
トリーナの最大の魅力は、そんな高い演奏技術を持っているのに
全体にリラックスした音楽として一曲一曲が完成されていること。
聴く人に威圧感を与えず、思わず一緒に歌いたくなるような
親しみまで感じさせてくれるこちらのアルバムは、気取らずに
コーヒーやガレットを楽しむ日常のひと休みにぴったりです。

チーフタンズ(アンサンブル編成)としてのトリーナさんは
あくまでサポートポジションですが、改めてソロで聴くと、
アイリッシュハープって本当にいい音だな、ステキな演奏家だな…
と魅力を再発見できます。
キラキラと穏やかで、それでいて心が明るく輝くような素敵な
アイリッシュハープの音色。おすすめです。

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白布温泉 湯滝の宿 西屋

山形県米沢市大字関1527

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