若女将コラム

日々西屋と山を縦横無尽に駆け巡る湯守兼若女将の、マイペースなコラムです。好きなものは音楽・写真・自然・宇宙。

若女将コラム

西屋おすすめのお店

2018.09.20

米沢のいい所あれこれ 【第19回:富士屋商店】



日中も15度に届かない日が多くなってきた白布温泉。

先日、玄関先が騒がしいと様子を見に行ったところ、
あすなろの樹に大勢のお猿が群がっておりました。



真っ赤に熟した実を食べようとやってきたのです。
このあすなろ、かもしかもつまみ食いに来るという動物たちのグルメスポット。
今年はとりわけ美味しく実ったようで、まぁくるわくるわ団体様。
目の前をバスや車が行き来しようとお構いなし。
道行く人も珍しそうに眺めていました…が。




(一見すると、おりこうさんにも庭木を剪定しているようにも見えます。
そこがまた小憎らしい(笑))
食べたら出すのが生き物の性。霊長類仲間ですが羞恥心は皆無。
お金の代わりにいらん置き土産を残して行く上に、
万が一お客様が危害を加えられるようなことがあったら大変なので、
撮影後すぐに除雪用のロングシャベルを振り回して山に追い返しましたとさ。
(しかもボスから狙い撃ち)
栗に栃の実にキノコにと、この時期の山の幸は十分豊富なはずなので、
別の場所でグルメしておくれ。



さて今回も米沢のオススメグルメ(こっちは人間専用。お持ち帰りタイプ)の
ご紹介です。

第19回目のお店は「富士屋商店」さん。
できたて!絶品!!極ウマおにぎりやおだんごが食べられるお店です!



冨士屋さんは米沢市街地のやや北、県道101号沿いに建つ趣ある
蔵建物のお店です。



店内はお米屋さんよろしく、オリジナルブランドの「蔵米」はじめ、
ご存知つや姫、もち米や古代米、



珍しい米油も売っています。




出生時の体重と同じ重さの米袋を贈答用に写真入りで作ることができる
贈答用の米!そしてご飯に合うご当地カレーも置いてありました。
社長さんセレクトかしら?ともかくご飯好き、カレー好きにはたまらないコーナー。
宮香本舗、登起波牛肉店、米沢牛黄木のビーフカレーどれも値段は驚異の864円(税込)。
しかしまごうことなき米沢牛、主婦感覚ではなかなか手が出ない逸品ですが、
いつかチャレンジしてみたい。



ほかにも、味噌や混ぜご飯の素など、お米なしでは味わえない各種食材が
あちこちに並んでいます。見ているだけでも幸せを感じます。




地味に気になったのがこちら↑
みたらしジェラート。ジェラートの上にみたらし。
この日は割合涼しかったので、冷え症の私はさすがに躊躇しました…
でも食べてみたい。どなたかぜひチャレンジしてみて下さい。




さて、こちらのお店は何と言っても注文を受けてから作る
おにぎりやおだんご、そして塩引き寿司やお稲荷の美味しさが評判です。

この日は親子(鮭といくら)、すじこ、お団子はあんこ、じんだん、
そして…




玄関先ののれんに堂々と掲げられていた期間限定の栗ホイップ!!!
実は私、栗が大の苦手なのに栗!!!!旬の味を実況したいという
謎の使命感にかられてなぜかチョイス!!




(左からあんこ、じんだん、栗ホイップ、親子おにぎり)
けしからん、実にけしからん、どれもこれも栗も美味しいではないか(笑)!
栗はまるでモンブランのようにクリームがトッピングされています。
おだんごと栗の味がまろやかにミックスして、これがやたら美味しい。
栗そのままは苦手だけど、これならいける。だんごよ、ありがとう。

おにぎりはもちろん握りたてで、米粒がつぶれずふっくらした仕上がり。
どこか懐かしく、そして香り高い美味しさ。
値段は総じて140円~ですが、十分満足できる味と価格です。
時間がなくて、ちょっと小腹がすいて、それでいてできたての美味しいものを
食べたい…そんな時はぜひ冨士屋さんへ!!




【場所】富士屋商店(直営オンラインショップあり!)
〒992-0046 山形県米沢市春日3-2-21 
TEL:0238-22-4060 
営業時間 9:00~19:00 
定休日 日曜日・祝日
駐車場 お店の奥に数台分のスペースがあります。少々分かりにくいので注意。

2018.08.16

米沢のいい所あれこれ 【第18回:カフェレストラン飛行船】


毎年お盆は繁忙期。隔絶の自宅軟禁生活と化す旅館業です。
気が付けばとっくに終わっている夏祭り。
みなさんどんな日々をお過ごしのことでしょう。



新着情報にも載せました通り、今月から西屋の朝食献立が新しくなりました。

内容再構築にあたっては、お客様のご要望だけでなくスタッフ個人の好みや
意見にも幅広く耳を傾けようと、全員に前代未聞のアンケートも取りました。
これがなかなか面白イイ意見がいろいろ集まって、
仕事ながら楽しく作業したもんです。
このアンケートの中に、日頃から「梅干しは嫌い」と豪語していた若い
スタッフがなぜか新献立案に「梅練り」と書き込んでいたのを発見。
要は「他に思い浮かばなかった」という単純な理由だそうですが、
驚いたことに、梅は確かに嫌いだけど梅酒はOKだというのです。

ええぇ… 

彼曰く、別に変なことではなく、生卵は嫌いだけどマヨネーズは無限に
食べられるとか、カキフライは好きだけど生のカキはNGとか、
元は同じでも好き嫌いが絶妙に分かれる人、実はけっこういるんだそうです。

へえぇ知らんかったよ… 

私は相手がマヨネーズだろうがラスボス最終形態だろうが中身で勝負(?)する
タイプなので、見た目が何であれ好きなものは好きだ~で通してしまいます。
まぁ…強いて言うなら加工前のオリジナルが好みですが。
因みに私はカレー中毒(誰も聞いていない笑)。
アナフィラキシーを引き起こす甲殻類を除けば、何が入ってもどんな形でも
わりと辛くても喜んで頂きます。ストレスから胃を壊して体重が
グランドキャニオンなった時も、カレーだけは不思議に安定して
食べることができました。カレー!オールシーズンカレー!!



というわけで今日は!米沢いい所シリーズ第18回、
米沢市内で私一押しのカレーが食べられる素敵なお店をご紹介します!
その名は「カフェ飛行船」



白布温泉から街道を北上し、上杉神社を過ぎてすぐの交差点を
小野川方面(西)に曲がって進んでいくと見えてくる、緑の立て看板が目印。




どこかレトロな入り口からお店へ入ると…



雑誌やテレビなど、さまざまなメディアに紹介されたという
輝かしい紹介パネルが!!なんとバナナマン日村さんもご来店。凄いわー!



店内は禁煙席と喫煙席に完全に分かれています。
禁煙席フロアには、珍しいブランコ式の椅子席↑が2か所!
高い天井は開放感があり、ゆったりした気分で食事を楽しめます。

カレーが美味しいお店と先ほど申し上げましたが、
実は飛行船さんは米沢牛を使ったコース&洋食メニューが非常に豊富
レストランでもあります。
今日は能書きは垂れず、ひたすら飯テロのように
(今までスタッフのみんなと手分けして注文&撮影した)
写真を挙げていきます。





まずは…そう、本日のテーマその1「カレー」!!
こちら↑、私が飛行船にランチに出かけたら必ず注文するドライカレー。
これがもう申し分ない美味しさ。“オーナーおすすめ!”はダテじゃありません。
野菜のうまみをじっくり凝縮させた豊かな味わいで、
ガパオライスを思わせる目玉焼きのトッピングも嬉しい一品。
飛行船のカレーはバターチキンも美味しいのですが、
最近は本当にこればかり注文しています。



お次はセット。
山形県産黒毛和牛200gサイズのステーキがどーんと乗ったセット↑。
スタッフの男の子がモリモリ食べました。
私は完食できる自信がない(苦笑)



こちらはハンバーグのセット。
お肉が好きな方も大満足のボリュームです。




写真で見た感じより大きく、厚さもありますよ!!

お次は、こちらのお店の超超看板メニュー
「米沢牛バーガー」



写真では伝えきれないこの大きさ!ボリューム!!そして値段!!!
でs1944円(税込)!!



米沢牛100%使用の150gサイズパテがゴルゴンゾーラチーズと共に詰まった
豪華すぎる特大バーガー。真ん中に突き刺さった旗の「米沢牛」が
これでもかと存在感を放っています。
全国に数あるご当地バーガーでも3本の指に入る高級バーガーではないでしょうか。
数々の芸能人の方もロケで訪れた大人気メニューなわけですが、
悩ましいのはその食べ方。



ハンバーガーらしくちゃんと包み紙を添えてもらえるのですが、
そもそもでかすぎてそのままでほおばるのは無理(苦笑)
…と思いきや、バナナマン日村さんはしっかり食べていらっしゃいました。



↑バーガーの中はこうなっています。
はみだしまくりの厚切りベーコン。
(あれ、そういえば↑こんな名前の芸人さんいなかったっけ?)

その美味しさは私が言葉で表現しきれるものではありません。
ぜひ実際に味わってみて下さい。

他にも、、、、



オムライス系(写真はグリーンカレーソース&チキンレモン添え)や
パスタ各種、ピザ各種、



カフェと言えばスイーツ!
値段に恥じないハイクオリティなクレープ&パフェ!
(こちらのお店のスイーツはどれもかなりボリュームがあります…!)



↑こちらはセットでオーダーできるケーキ&アイスのデザート。
ラズベリーの甘酸っぱさがとても爽やかで、食後のお口直しにぴったり。

また、こだわりの水出しコーヒーもあります。
アイスですが、驚くほどコクがあり、じっくり味わって楽しめる逸品です。
コーヒー好きさんにお薦めしたいメニューです。

その他、各種パーティー等予約受け付けをされているそうです。

どれも目を引くメニューばかり。
「角ハイボール」に視線が止まった方、夜のコースはいかがでしょう?

いかがでしたか?
ファミリーもカップルも友達同士でも世代問わず楽しめるお店ですので、
米沢の旅の途中で「ちょっとガッツリ食事」「満足できるスイーツを食べたい」
と思い立ったら、ぜひ飛行船にお立ち寄りになってみてください。



【場所】YamagataSteak&CafeRestaurant飛行船(食べログのリンク)
〒992-0054 山形県米沢市城西1-5-56 
TEL:050-5593-9161 
営業時間
(フードタイム)11:00~15:00 17:00~22:00
(カフェタイム)15:00~17:00 
定休日 不定休(必ず電話で確認を!)
駐車場 お店の脇から奥にスペースあり




2018.07.13

米沢のいい所あれこれ 【第17回:愛とパン】



七夕も過ぎ、すっかり真夏の気候になりましたね。
儚い時が音もなく過ぎてゆく今日この頃。皆さんいかがお過ごしでしょう。

この間、うちの前を一匹のホタルが飛んでいました。
ホタルと言えば小野川温泉が有名ですが、白布温泉にもホタル、いるんですよ。
最上川源流の清水で生まれ育った山のホタル。
そっと手にとって小さな灯りを見つめているだけで、どこか物悲しく、
優しい気持ちになってきます。
子供たちは「小さ~い!」「かわいい!」「星みたい!」と大歓声。
とても喜んでいました。ひと時の夏の思い出です。



さて、忙しさと夏風邪のコンボで更新が一週間空いてしまいました。
今回はいい所シリーズ第17回
地元にとてもファンの多い名店!「愛とパン」のご紹介です。
名前からしてメルヘンなパン屋さん。
実は店長さんのお名前が「愛」さんなんだそうです。



場所は上杉神社のやや南西、白布温泉から街道を北上して
上杉博物館(伝国の杜)すぐ手前の信号(右手にコインランドリー)を
西に入った先にあります。すごく場所が分かりづらいのですが、
お店はぱっと目を引くオレンジ色の建物。写真の看板↑が目印です。



(↑お店の外観。)
ちょっとレトロな印象のお店の中は、それはもういろんな種類の
パンでいっぱい。ちょうどお邪魔した日は午後だったので若干品薄気味…
そのくらい、昼間は沢山の人でにぎわう、知る人ぞ知る名店なのです。

こだわりは「自家製天然酵母」。
近所のベニマル(門東町店)(成島店)でも何種類かテナント販売されているので、
本店に出向かずとも手軽に買い求めることはできます。が、やはり本店の豊富さには
かないません。何より店内ではカウンター越しに奥のパン工房が見えるので、
実際にお店の方が一生懸命パンを拵えている姿も見ることができます。
ジャムおじさんのパン工房みたい。とてもわくわくします。

店内あれこれスナップ↓



↑パン以外にもラスクなど、ティータイムにもってこいのお品もあります。
私はまだ試したことがありませんが、今度買ってみよう~




↑バッチリかみごたえある固さの本格的なバケット。
ガーリックバターでトーストしてもいけますし、薄切りにして
オードブル風にいろいろトッピングしても楽しめます。



↑カレー好きのカレー好きの為のカレーパン。
「国産和牛」使用。もう味の厚みが違います。
焼き立てが最高です。1個食べただけでも元気が湧いてきます。



↑こちらはお総菜パンのコーナー。
タルタル月見チキンパニーニや若鶏の赤ワインソース煮サンドなど、
他ではちょっと見当たらないボリューム満点のラインナップが並んでいます。

☆☆☆



ここで!
私のオススメをピックアップしましょう!

①クリームパン各種



こちらのお店の一番人気というクリームパン。
これがいきなり絶品の美味しさ。
クリームは甘すぎず、重すぎず、さっぱりしたクセのない美味しさ。
パンはパンでしっかりと味があり、互いの良さを引きだしています。
お店のマスコットをあしらったかえる型のクリームパンは子供にも喜ばれそう。


②漬け込みフルーツチーズパン










これもひたすら美味。パンは酵母の香りが強く、ほのかな酸味があります。
ヨーロッパのパンの味に近いかも。しっかりしたかみごたえも魅力です。
中はほんのり甘いチーズと何種類ものドライフルーツ。
飽きのこない組み合わせで、個人的にはあたためたこのパンに
コーヒーや紅茶を合わせて頂くのが好きです。
…ああもう食べたくなってきました(笑)

③サバサンド


これが私のベストイチオシ!!
一見パンから飛び出したサバの竜田揚げの迫力に圧倒されますが、
これがなんの美味しすぎる!!とにかくこのサバと自家製の人参ピクルスが美味!!
魚と言うと生臭いイメージがありますが、全然そんなことはありません。
このパンと出会うまでの「お魚パン苦手」意識を逆転満塁ホームランで
見事に180度ひっくり返してくれた絶品です。

うちではいつも、レンチンしてあたためたサバサンドに
自家製のフムスをトッピングして食べています。
買い物に街に出かけるたびに買ってしまうほどハマっている一品です。

ちなみに、こちらのお店では予約限定でピザを注文することもできます。
今年の息子の誕生日に、彼の好物ということで、愛とパンの
ピザを予約しました。



大きい!9等分されていますが、そのひとつが食パン1枚分ぐらいの大きさと
ボリュームがあります。でもこれがまた美味しい(笑)
生地はパンベースなのでやわらかく厚みもあります。
大人数のパーティーにいかがでしょう。

☆☆☆

いかがでしたか?
他にもたくさんの手作りパンがありますので、
ぜひ皆さんも一度お出かけになって見て下さい。
きっとお気に入りのパンが見つかりますよ。





【場所】
愛とパン
〒992-0053山形県米沢市松が岬1-1-14
TEL:0238-22-0867

営業時間
(月~金)8:00~19:00
(土曜日)7:30~19:00

定休日 日曜日

駐車場 お店の前にスペースがあります。

2018.06.28

米沢のいい所あれこれ 【第16回:とんぼ玉と民芸和紙 大和屋】





梅雨入りして約半月、ようやくまともに?雨が降ってきました。
山の水が少なくなり、沢に入るたび心配していた私も多分森の木々も一安心。
人の思惑に寄らず、自然はちゃんと循環しています。

そういえば、前回コラムで触れたイスラエルのお菓子「ルガラー」、
あれから作ってみました。



(見た目は実にひどいけど…気にしないで(笑)!)
クッキーにしてはスローベーク(150度で30分程)だったせいか、
仕上がりは作例より焼き色薄め。でも味は素朴ながら美味でした。
デーツ・くるみ・シナモン(大量)のエキゾチックな渦巻きコラボ。
なぜか、昔々どこかで食べたような懐かしい味がしました。
作り方はクックパッド イスラエル大使館のレシピに載っています。
興味のある方!デーツが手に入ったら是非作ってみて下さい。



さて、今回は「米沢のいい所あれこれ」シリーズ第16回
とんぼ玉と民芸和紙 大和屋さんの紹介です。



(↑お店の正面。)
大和屋さんは上杉神社の北通りをやや西に行ったところにあります。
うっかりすると通り過ぎそうになる上駐車場も極めて狭いので、
予め上杉神社駐車場(のなるべく西端)に停めてから5分ほど
西に向かって歩いた方がいいかもしれません。




店内はきらきらした可愛い小物やとんぼ玉製品で溢れています。




色とりどりのとんぼ玉(ガラス)アクセサリーに…




ダイクロガラス(金属粉を焼きつけて独特の玉虫色になったもの)コーナー。




まるで宇宙を閉じ込めたような素敵なアクセサリーも!




このリアルなクラゲ!実物はものすごくきれいです!!
どうやって作ったの???

とんぼ玉だけではありません。
他にもいろいろな雑貨や小物が所狭しと並んでいます。



伝統的な日本和紙や千代紙がたくさんあり、これらを使った参考作品も展示
されています。
こちらのお店ではご主人が書道教室の講師、奥さまが和紙講習の講師、
娘さんがとんぼ玉の体験や教室の講師をそれぞれ受け持っておられます。
皆さんものすごく手先が器用。お店に並んでいるのは、その得意とされる
ジャンルの商品というわけです。



しかし特に目を引くのは何と言っても猫雑貨!
猫好きにはたまらないコーナー!!



猫柄ばかりを集めたバッグやストール、手ぬぐい、ポーチetc



真正マタタビの付いた面白いストラップ(はなちゃんにあげたら発狂する/笑)、



もちろんニャンコの柄のとんぼ玉もあります。
大変なレア物です。ちょっとお値段は高めですが、猫好きにはたまらない!

さて、この素敵なとんぼ玉。
これらは全て、上記の通り、とんぼ玉製作体験&教室の講師をされている
竹田さんの(娘さん)手作りです。プロのとんぼ玉作家でもある竹田さんは、
数多くのさまざまなとんぼ玉製作を手掛けていらっしゃり、ソーシャルマーケット
creemaで作品を販売されているほか、こちらのお店で直接好みの
とんぼ玉からアクセサリーをオーダーできるのが大きな魅力の一つです。



↑単品販売中のとんぼ玉各種。



↑私もお店でとんぼ玉のかんざしをカスタマイズ購入しました。
大きさの割にインパクト抜群。

特にとんぼ玉を自作体験できるお店は米沢市内でもここ1軒しかなく、
一味違う米沢旅行のお土産にと体験を楽しんでいく方も少なくありません。
今回私も、コラムで紹介するに当たり、スタッフかずこさんと共に
とんぼ玉の製作体験を申し込んだのでした。



体験で作れるとんぼ玉は2種類。小さなガラスの粒を転がし仕上げるタイプ(右)と、
金太郎飴のようなモチーフを鏝(コテ)で押しつけて模様を埋め込んでいくタイプ。
どちらがいいかはお好みで。

私はコテタイプをチョイスして、いざスタート!




好きな色を2種類チョイス↑



モチーフを選んでバーナーのそばに並べます。↑



バーナーの火は小さいながらかなりの威力で発火します。
まずは軸を熱し、その後自分で選んだとんぼ玉の元になる棒ガラスを
少しずつ熱してとかしていきます。



↑飴玉のように真っ赤になって垂れてくるガラスを回転させながら
玉状にまとめていく作業は、当然未知の体験。
まるで濃厚な蜂蜜のようです、本当に。。
(一瞬でもガチで“美味しそう”などと頭をよぎった私は多分相当疲れている/汗)



↑溶けたガラスがとんぼ玉サイズになったら、
先ほど熱した軸にガラスを巻き付け、温度を見ながら玉状にしていきます。
左手は軸をゆっくり回したままキープ。
形が整ったら、再び熱を加え、モチーフを付けていきます。




↑粒を転がしていくタイプよりモチーフコテ当てタイプの方が全般に難しい!
力加減を間違えるとまっすぐモチーフが埋め込まれていきません。




少しずつコテを当てていって…形が整ったら、
1時間ほどかけてゆっくり冷却させ、とんぼ玉完成!!



出来上がったとんぼ玉はその場で好みのアクセサリーor根付orストラップに
仕上げてもらえます。体験で作れるとんぼ玉は2個。
そのうち1個は無料で好きなパーツを付けてもらえます。
私は子供たちにプレゼントしてあげたくて、2つとも根付にしてもらいました。



出来上がったのがこちら↑
ピンクにハートと夜空色に☆のきわめてわかりやすい2種類(笑)。
初心者なので、ハートは一部形がゆがんでいます。
青い方も星というより深海のヒトデ。実にヒトデ。
それでも世界に一つの手造りには違いありません。

何の変哲もないガラス棒が、こうして熱と人の手を加えることで
可愛いとんぼ玉に変化していく様子を間近で見るのはかなりの感動体験です。

こちらの体験コースは一人1980円
所要時間は製作1時間、冷却1時間の計2時間。
完全予約制ですが、初めての人でも懇切丁寧に教えてもらえるので
失敗はありません。素敵な思い出になること間違いなしです。

そこまで時間が割けなくても、お店の中に数えきれないほど並んでいる
とんぼ玉やアクセサリー、雑貨を眺めているだけでもあっという間に
楽しい時間が過ぎていきますよ。
ぜひ皆さんも気軽にお立ち寄りください。





【場所】
とんぼ玉と民芸和紙 大和屋
〒992-0053山形県米沢市松が岬2-1-82
TEL:0238-23-1118

営業時間 9:00~19:00

定休日 日曜日(祝日営業)

駐車場 お店の正面に2台ほど、
もしくは上記の通り上杉神社駐車場から徒歩約5分






2018.06.15

米沢のいい所あれこれ 【第15回:油屋米穀店&ジューンベリー】


6月も半ば、皆様いかがお過ごしですか。

先日12日開催された源泉祭ですが、今年は仕事の都合で
とうとう行くことができませんでした。

代わりといってはなんですが、山に行くたび三十三観音やお薬師様に
そっと手を合わせています。
忙しくはあるものの、振り返れば何事も変わりなく過ごせる平和な日々。
実はそれこそが一番幸せなんだと言い聞かせています。
気付いた時でいい、感謝これ大事。



さて、「米沢いい所あれこれ」シリーズです。

日本人(と多くのアジア人)の主食といえば米。
そして庭に咲くかわいい花々。



今日は、西屋お客様用のお米&我が家用のお米を仕入れている
油屋米穀店 兼 ジューンベリーさんのご紹介です。



油屋さんは上杉神社の真東、参道と県道2号(白布街道)が交差する
一等地にお店を構えています。場所は一目瞭然。
こちらのお店では、ご主人が何代も続くお米屋さん、
奥さんがお花屋さんを営んでいます。





通りに面したお店の角には現在美しいバラが咲き乱れていて、
まるでおとぎ話のワンシーンのよう。









花だけでなく装飾もとても可愛らしく、
本体がお米屋さんだということを忘れてしまいそうです。





店内はお花に交じってフラワーポットやガラスの小物入れがずらり。
不思議に和の空間にも合いそうなセンスのいいものが置かれていて、
どこに何の花を飾ろうかと思いを巡らせながら眺めているだけで、
あっというまに時間が過ぎてしまいます。





憧れるー…。
白布は非常に日照時間の少ない山間なので、こんな陽だまりの空間はなかなか
作れません(メリットなのは日焼けしないことぐらい)。
ああ自分の家もこんなふうに花と緑で覆いたいものよ。。



他にも、白布人にありがたいプリザードフラワー↑や、



↑流行りのハーバリウム、




お付き合いのあるというお店から工芸品の蔓カゴも置かれています。







一方のお米のコーナーはお店の奥側にあります。



ここ油屋さんの特徴は、産地と生産者の見えるプレミアムつや姫が買えること。



他にも地元米沢のコシヒカリやはえぬきもあり、
予算に応じて購入可能です。特売!!安い!!!
もちろん地方発送も可能ですので、旅行途中の方も安心ですよ。

西屋ではいつもここでつや姫を仕入れています。
はるばる白布まで配達してくださるので助かります。

また我が家では、つや姫玄米をお店の専用精米機で一分搗
(玄米の表皮をほんの少し削ぐ程度)に特別に精米してもらい、
一袋ずつ購入しています。
5kgで約2300円とかなり割高ではありますが、
これが実に香り高く美味しい。白米が物足りなく感じてしまうほど。
色は玄米と同じですが、炊飯は普通炊きでOK。
程よく柔らかく炊きあがり、それでいて玄米と同等の栄養価を
得ることができるので、子育ての身には有り難いばかりです。
好みもあるかと思いますが、偏食防止のためにも大変おススメです。
外食の値段に比べたら、決して高い買い物ではありません。






最初にも述べましたが、こちらのお店はもともと米穀専門店でした。
現在花屋のオーナーで、その知識と経験を生かし出張ガーデニング講座も
手掛ける奥さんですが、驚いたことに、
嫁ぎがけの頃は特に花に興味があったわけではないそうです。
以前お店を改装した時に「庭先が寂しいから何かお花でも飾ろうか」と
庭の手入れを始めたところからスタートしたのだそう。

それが今ではお店全体の2/3を占める文字通り華やかなお店に
なっているわけですから、素晴らしい“花物語”です。



笑顔の素敵なご家族に会える油屋さん&ジューンベリーさんに、
皆さんもぜひ足を運んでみて下さいね。

【場所】
あぶらや ジューンベリー(Facebookページ)
〒992-0039
山形県米沢市門東町2-8-28
TEL:0238-23-1653
営業時間 9:30~18:00
定休日 日曜日
駐車場 お店の脇から入って約10台分のスペースがあります。

2018.06.03

米沢のいい所あれこれ 【第14回:道の駅米沢①】


数年前にスタッフさんの家から頂いた盆栽のツツジが咲き始めました。
いつ見ても癒されます。
今年は全国的に梅雨入りが早いようですね。
今日は地元の地区運動会。
父親に連れられ子供たちは意気揚々と出陣、母親(私)は仕事で留守番。
雄姿を見られないのは残念ですが、仕方がないのよ自営業。
女将元気で留守がいい。










今日は、米沢のいい所あれこれシリーズ。14回目の今日は
4月20日に華々しくオープンした道の駅米沢
ご紹介したいと思います(前篇)。



東北中央自動車道の米沢中央IC目の前というアクセスの良さに加え、
ちょうどGWにもさしかかったということで、
オープンから半月そこらで来駅者10万人を超えたとか何とか。
とにかく空前の話題となった、地元の新スポットです。




こちら入口。
黒を基調とする外観は、モダンでありながらも
どこか懐かしい“和”を感じさせるデザインです。

ドーナツ型の看板の中には米沢の歴史的著名人・
名物を示すモチーフでぎっしり。何が何だかわかるかな?!


中に入ると正面奥が観光案内所、右側が物産店、
左側がフードコート「FOOD PIT」「牛毘亭」になっています。

この左右に伸びる吹き抜けの垂れ幕が、さっきのドーナツモチーフの答え。




(↑正面右手:農産物・特産品販売コーナーへ伸びる吹き抜け)



(↑正面左手奥:フードコート・牛毘亭へ伸びる吹き抜け)

このデザイン好きだわー。



正面の観光案内コーナーでは、
吾妻山麓~米沢界隈の位置関係が良く分かる模型も展示されています。
よ、よく見ると西屋がこんなところに(笑)!

さて、道の駅米沢の見どころは一度に紹介すると大変なので
今回は正面右手側の物産店の方をご紹介する次第です。

ここを訪れたのは5月25日でした。この時期米沢は山菜の季節。



入口にはそれはもう緑あふれる(?)山菜や野菜がたくさん並んでいて、
平日だったにもかかわらずかなり賑わっていました。
写真下、ちゃんと野菜のあく抜き(重曹)も売っているところが実に親切。



別の棚ではこれでもかとおかひじきが大量に置かれていました。
さっと茹でて辛子醤油で食べるとことのほか美味なんです。
私の地元の福島ではあまり見かけなかった野菜なので、
これも米沢の特産品なのでしょう。



さらに奥に進むと、びっくりするほどいろんな種類のお米を
(しかも食べ比べしやすいよう小分けで)発見。
初めて聞く銘柄もありました。



漬け物・発酵食品のコーナーには…ありましたよ雪割納豆。



さらに奥にはSAISON FACTORYのコーナー、



以前コラムで紹介した茶蔵こと桑名園さんのお茶各種
(レアなうこぎ茶もあります!)、



さらに同じくコラムでご紹介したことのある牛やさんの鞄もあります。

なんでしょうこのシンクロ率(嬉しい)。



また、この日は地元置賜で有名な長井氏の和菓子屋さん
「萬寿屋」の餅各種のワゴンもありました。
風味のある粟やもち米があんことベストマッチで、美味しいんですよ~。
ああ…買ってくればよかった。。


さて、この物産ブースにはさらなる目玉があるのです。
それは…山形の日本酒・そしてワイン

実はつい先日、
世界最大規模のワイン品評会「International wine charenge(IWC)2018」
酒部門が山形県内で開催され、各地でさまざまなキャンペーンや関連行事が
行われたばかりでした。
ここ道の駅米沢は、オープン以来、東北中央自動車道の観光重要拠点として
県内全ての蔵元の酒・ワインを揃えるという画期的な取り組みを実現したのでした。



明るく見やすい冷蔵ショーケースの中には、それぞれの製造元さんの
“代表選手”がずらり。



こんなに一斉にいろんな種類が揃っている様を見たのは、
白布温泉のかもしかやさん以来かもしれません。



値段もバリエーション豊富。リキュールもあって、写真↑の
一番下の棚には「スイカのお酒」も写っています。
スイカですって奥さん!!






お酒の隣のワインコーナーもなかなか充実しています。
県内でも非常に人気の高いワイナリーから、味も価格も定評のある名ワインが
揃っています。どれがいいのか選ぶのにも時間がかかりそう。

惜しむらくは、せっかく集めたこれら銘柄のお薦めポイントや楽しみ方・
料理との相性をアドバイスできるプロフェッショナルが常駐していないこと。
せめてそれぞれのお酒を選ぶためのワンポイントアドバイスがあると
尚可でしたね。

頑張れ道の駅。



次回はフードコート(駅舎左手スペース)をご紹介したいと思います。


【場所】

道の駅 米沢

〒992-0117
山形県米沢市大字川井1039-1
TEL:0238-40-8400(受付時間9:00-18:00)

営業時間
①「農産物直売所」「特産品販売所」「観光案内所」
9:00-18:00
②「ファストフード」「フードコート」
10:00-18:00
③「牛毘亭」
11:00-21:00

駐車場 かなりのスペースです。大型車専用スペース有。


2018.03.02

米沢のいい所あれこれ 【第13回:宮坂考古館】



3月に入りました。桃の節句ですね。
白布は春の嵐どころか横殴りの雪。いい加減私が雪を殴りたい(笑)

さて、3週間ぶりの見どころシリーズです。

今回は米沢の歴史スポットの穴場:宮坂考古館を紹介します。


宮坂考古館は、故宮坂善助さんが(本業は農家)生涯をかけて蒐集した
上杉・米沢ゆかりの史料が収められています。
彼はまた、米沢藩古式砲術を復活させ保存会まで作った方であり、
武具関係の収蔵品はかなり充実しています。
場所は米沢駅から南に向かって歩いて10分弱。
カワチの看板の先、信号のある十字路のすぐ角にあります。
(道路を挟んで向かいに以前コラムでご紹介したなみかた羊肉店さんがあります!)
建物は2棟。甲冑が収められている本館と、
蔵を改装した第二展示場に分かれています。




↑こちらが本館。受け付けもこっちにあります。




こちらは第二展示場。




かねたんの仲間「けーじろー」のパネルが玄関わきにどーん。
性格「いつも自由でなんでも豪快。」
いいね!私もけーじろーのように生きたいわ(笑)






さてさて、館内は収蔵物の保護のため一切撮影禁止なので、
以後パンフレットの画像から中をご紹介します。



本館の入り口を入るといきなり縄文土器と遭遇。マジ。

実は長井市~高畠町にかけての置賜地方は縄文時代の遺跡や出土品が数多く
残っているのです。なんとなく戦国時代中心の展示品をイメージしていた方は、
入館直後から不意打ちに腰を抜かすこと間違いなし。
古い剣や勾玉も展示されていて、一気にン千年の時を遡ることができます。


しかし宮坂考古館の目玉は
なんといってもあの前田慶次が所要していたと伝えられている甲冑(↓)。
を基調としたそのデザインは実にシンプルかつ野性的。
原哲也版「花の慶次」の彼なら豪快に着こなしたことでありましょう。
一方で、晩年は病のせいか腹痛に悩まされ、友人(?)にミカンを送られ感謝の
気持ちを綴った手紙も展示してありました。
本人は辛かったと思いますが…なんというギャップ萌え。

関ヶ原の戦いののち異郷である米沢に腰を据え、
自然や月を愛でながら余生を送ったという慶次。
どんな思いで生きていたのでしょう。

甲冑からは闘争と義理人情に燃える男の姿がしのばれるばかりですが、
雪が溶けたら彼が供養されているという堂森の善光寺にも
足を運んでみようと思います。






さて、宮坂考古館には他にも名だたる武将たちの甲冑が収められていますよ。

上杉憲政(1523-1579)
上杉謙信(1530-1578)
上杉景勝(1555-1623)
直江兼続(1560-1619)
上杉綱憲(1663-1704)


「伝〇〇〇〇」とあるので、実際に彼らが身に纏ったものかどうかは
諸説あるようですが、どう見ても実際戦に出向いたと思しき刀傷
(のようなもの)もあるので、少なくとも当時のものであることは
間違いないと思います。

また、矢尻や刀鍔(つば)も数多く展示されています。

特に私が興味深々だったのは鍔の数々。90個近くありました。
結構大きい…直径8cmくらいのものもありました。
打ち合い時の負荷を想像するだに、太刀用の鍔かも。
殆どはシンプルなラインですが、中には象嵌や金泥で美しい模様が
描かれたものもあり、一見の価値ありです。
海外にはこれ専門のねっちょなコレクターもいるというから、
これだけの数を個人が所蔵していただけでも貴重なのかもしれません。

もう一つの目玉は「ヒデヨさんの手紙」。
これはとある農家のおばあさんが書いた、上杉鷹山公にまつわる非常に珍しい史料です。

「秋の稲刈り中夕立に降られ困っていたところを、通りがかったお侍さんが
2名手伝ってくれた。風習に従い、刈入れの手伝いをしてくれたお礼に贈る
“かりあげ餅”を届けたいのでどこに届ければよいか(家はどこか)と尋ねたら、
御上屋敷北門へという。後日お餅を持って北門へ向かい、中へ通されたところ
稲刈りを手伝ってくれたお侍さんはなんと上杉鷹山その人だった…!」

という水戸黄門ばりのドッキリ実録です。
およそ240年前の手紙にもかかわらず、ほぼ全文カタカナと“候”だけなので、
古語に慣れていない人でもほぼ普通に読めます。
ていうか、当時も「たまげた(驚いた)」って言ってたのね。
直接語りかけるような文面。江戸から遠く離れた地方にあってその
識字率の高さにも驚きですが、なんというか微笑ましいです。

この手紙を書いたヒデヨさんは、鷹山公から勤勉のご褒美にと銀5枚を授かり、
ご恩を末永く記憶にとどめようと家中のみんなに足袋を拵えて配ったそうです。
本当に勤勉だよ素晴らしい…!
手紙と共にその時作られた足袋も1足展示されていますが、
刺子のミニサイズでとても可愛い。米織会館でぜひ復元して売ってほしいな。
鷹山公の人気や勤勉さのご加護もあって絶対ヒット商品になると思う。

ともかく先述の通り、鷹山公の人柄だけでなく当時の生活習慣や人の思いなど
非常によく伝わってくる貴重なもの。
ぶっちゃけ甲冑より希少価値高いかも。
(甲冑や刀剣はそこそこの数が国内外に現存していますが、こういう庶民の
生の記録が残っている例は殆ど聞いたことがありません)
ぜひ実物を観に行っていただきたいと思います。




ところかわって第二展示場は、六双に及ぶ屏風絵2つと
米沢筒とよばれる上杉藩時代の火縄銃各種、
そして時代劇でおなじみ:殿様のお籠!!!
あの長い担ぎ棒に、房だの小さい障子戸だのついたあれです!!
実物を見たのは初めてです。
写真に撮れない&中に入れないのが残念残念。

誰か実物大のレプリカを作って、ぜひ。
試乗体験できるようになれば、考古館のニュースポットになると思う!

話がそれました。火縄銃。
こちらで展示されている主な火縄銃は、大砲でも収めていたんじゃないか?と
思うほど直径の大きい30匆筒サイズのものです。
一丁だけで十数キロの重さ(5歳くらいの子供の重さ)がある代物。
担いだだけで肩こりそう。ツルハシどころじゃありません。

この中には、1600年初めごろ白布温泉でひそかに作られた吾妻筒も
あるようです。こんなすごい鉄の塊を白布で作っていたなんて驚き…。
吾妻筒は関ヶ原後の戦に備え直江兼続公の命で揃えたもの。
全部で1000丁ほどが作られ、後に大阪冬の陣で活躍しました。
保存状態はよく、少しずつデザインの違うパワフルな火縄銃を間近で
眺めることができます。


いかがでしたか?前田慶次から脱線気味の紹介となりましたが、
けっこう穴場の名所だと感じました。
甲冑ずらりのコーナーは一人で入るにはちょっと勇気が要るけれど。

時間があったら、ぜひ寄ってみて下さいね。


【資料館の場所】
公益財団法人 宮坂考古館
〒992-0026
山形県米沢市東1丁目2-24
TEL:0238-23-8530 FAX:0238-23-8532
開館時間 10:00~17:00(ただし10月~3月は16:00まで)
※休館日 毎週月曜日、祝祭日の翌日、年末年始他臨時休館あり。
入館料 大人400円、学生300円、小中学生100円
団体20名以上で一人50円引
駐車場 建物の東側にあります。

2016.12.27

米沢のいい所あれこれ 【第8回:なみかた羊肉店(めぇーちゃん食堂)】

 

今年も(今のところ)記録的な小雪です。
待ち望んでいたスキーレジャーや銀世界を十分に楽しめないのは残念ですが、
止まらない除雪作業で筋肉痛と多大な出費に襲われるのとどっちがいいのかと聞かれたら、
私は十中八九後者と答えてしまいそう。

雪国(もとい山奥)に暮らすのはいろいろな意味でパワーが要るわけです。

…妙な前置きで失礼いたしました。

というわけで今日ご紹介する名店は、
そんな雪国にたくましく暮らす地元民の美味しい味方!
米沢名物:義経焼の本家「なみかた羊肉店」さんです。



場所は米沢駅の近くの大通り沿い、夜のお店の入り口です。
1階が店舗、2階が食堂になっています。
さっそく2階にお邪魔したわけですが…

さてこの「義経焼」。

は?何それ?

米沢に来たばかりの頃の私も、初めてその名前を耳にした時の
リアクションがまさにこれ↑でした。

義経焼とは、一言で言うと「味噌味の薄切りジンギスカン」。
なみかた羊肉店さんは、行方貞一さんが昭和33年、
当時のジンギスカンブームに乗ってジンギスカン専門店として
米沢で創業しました。ほどなくして、料理への情熱と研究から「義経焼」を考案。
(ジンギスカン=源義経説をヒントにかけたもの)
オーソドックスな厚切り&しょうゆ系の味付けと違って薄切り味噌系のスタイルで、
大量の野菜と一緒に豪快に焼きあげて食べる(しかもわりとリーズナブル)
スタイルがヒットし、今では「米沢のソウルフード」と言われるほど。

ここ米沢では非常に親しまれているグルメなのです。
このため他所の土地の人は一発でジンギスカン発祥と結び付かないようです。

そもそも今の時代でも羊肉の専門店に出会うことは
(特に地方では)まずありませんから、創業者の行方さんは
相当パンチの利いた思考の持ち主だったのでしょう。
ぜひ見習いたいところ。



店舗の二階は座敷とテーブル席を構える割と広い作りです。
たまたまお邪魔した日は、仕事帰りのガテン系のお兄さんや
忘年会の若い団体さんがいたりして、かなり賑やかでした。
(なので写真は撮れませんでした;)
さすがソウルフード。



見た目は焼き肉屋さん兼飲み屋さんそのもの。
中身の濃い利き酒セットもありました。希少な十四代を揃えているとはかなり通ですな!
帰りの車の心配がなかったらぜひ試したかった…(苦笑)



こちら↑は義経焼3人前。
これでもかとマトンが乗っかっています。

焼き方はいたってシンプルです。

①火にかけたジンギスカン鍋の中心を外してドーナツ状に野菜を乗せる
(わりとこぼれる寸前まで)
②てっぺんにお肉をテンコ盛りにする
(かなりうず高くなる)
③魔法の水(↓)をまわしがけする
(目安は指一本とあるが、まるっきり液体なので結局適量が分からない(笑))
④火の通ったところから好みの焼き加減で食べる。



↑これが「魔法の水」。どう見てもお酒です。なるほど嘘は言っていない(笑)




↑実際焼いている様子はこんな感じです。
巨大な果実絞り器のような形をした専用のジンギスカン鍋で焼くのですが、
真中が盛り上がっているので量の割に見た目がものすごく盛大です。
女子会にもいいかもです!

さて気になるお味ですが、もともと羊肉にしっかり味が付いているので、
野菜と絡めて炒めるだけで全体に味が染みわたります。
これがまた、ノーマルなジンギスカンの味を忘れるくらい美味しい。
最近疲労で(?)食が細くなった私でも、ごはんにのせてがっつり食べられたほど。

独特の匂いがあって、どちらかというとくどいイメージが強い羊肉ですが、
実は羊の脂は人間の体温より融点が高く、殆ど胃腸で消化されないというのです。
だから食べた翌日も胃がもたれません。
少し辛みのある味噌だれですが、子供たちでもモリモリいける。
野菜が多いのでなかなかヘルシー。家族でもグループでも楽しめるお料理です!




ところで、こちらは各テーブルに配られる義経焼の焼き方の解説です。
受け取ったとたん右上にくぎ付けになりました。




はい、拡大。

和やかな雰囲気の大衆食堂にあるまじき“催涙ガの破壊力。
この物騒なガス発生装置「あんじゃも」って一体…!??




お店の人に聞いたら、テーブルにひっそり置いてあったこれ↑のことでした。

市内通町産の唐辛子をペーストにして、塩や麹と混ぜたオリジナルの薬味です。

そして「あんじゃも」とは、
米沢弁で「驚いた、呆れた、あらあら…、これじゃあどうしようもないよね…」という
絶妙なニュアンスを雪国よろしく一気に2秒に縮めた言葉です。

初めて味見した人があまりの辛さに「あんじゃも・・・・」と呟いて
舌を巻いたというまさにあんじゃもなエピソードからこの名前が付いたそうです。
米沢に生まれ育ってかれこれ50年以上になる西屋主人でさえ
この香辛料の存在を知りませんでした。
義経焼より地味にレア度が高い?

ちなみにあんじゃもは1階の売店でも売られています。
焼き肉だけでなく、豆腐のトッピングや鍋の薬味、漬物の味付けなど
幅広く使えます。しかしこれが冗談抜きで辛いので、
使うときは小指の先程度の量から加えていきましょう。
ただの辛味噌とナメてかかると鍋に入れまいが催涙ガスでやられます(笑)

気になった方は是非。

また、下記のお店のリンクからHP(オンラインショップ)に行くこともできます。
(知る人ぞ知る『日本最古のインターネット肉屋』です。
なぜ日本最古なのかはなみかたさんのHPで直接チェック!)
義経焼に必要なものは全部そろっているので、遠方にお住まいの方も
家庭で手軽に義経焼を楽しむことができますよ。
スーパーでは絶対に手に入らないさまざまな部位も扱っているので、
中華料理屋さんやエスニック料理屋さんもここへ仕入れに足を運ぶようです。
いかがでしたか。米沢駅の近くなので、ぜひ寄ってみてください。
【お店の場所】
なみかた羊肉店(2階がめぇ~ちゃん食堂)
〒992-0026
山形県米沢市東2-1-30
TEL:0238-24-6887(食堂) 0120-355-229(店舗)
食堂…平日17:00~22:00/土日祝日11:30~22:00(定休日:月曜か火曜日の不定休)
店舗…10:00~20:00

2016.12.15

米沢のいい所あれこれ 【第7回:梅花堂】

 
またまた更新が遅れてしまいました。
火曜日更新保証が完全に崩壊しつつある(苦笑)

今回ご紹介するのは、女の子なら一度は抱く将来の夢:お菓子屋さん!の
梅花堂(ばいかどう)さんです。



市内中心部から少し南に下った閑静な住宅街、
花角味噌さんの斜め向かいにお店があります。

そうです。何を隠そうこちらのお店は・・・



西屋の客室用お茶菓子&売店お土産人気No.1の「にゃん手クッキー」の製造元なのです!
販売を始めて約半年が経ちましたが、おかげさまでニャンコ効果もあり大好評で、
発注の度に夜まで大量のクッキーを一生懸命焼いて下さっているご主人には頭が上がりません…。








店内はこざっぱりとした可愛らしい雰囲気で、驚くほど沢山の種類の
焼き菓子が置かれています。



たとえばこちらは「米沢の四季」。「抹茶」「きなこ」「黒糖」「和三盆」
の4種類の味がセットになった和風のクッキーです。
目上の方への贈答にも喜ばれそうな、とても品のあるお菓子です。




反対側のコーナーにはお菓子屋さんの定番:ケーキ&生菓子がたくさん並んでいます。
あんこや抹茶を用いた物もありますが、
梅花堂さんで扱うお菓子はすべて洋菓子タイプです。

ちなみに西屋でご宿泊の際にお客様にオプションで提供しているケーキも、
こちらの梅花堂さんのケーキ
です。
扱っているのは生クリームタイプとチョコタイプの2種類で、
トッピングはイチゴだけのオーソドックスなタイプのほか
お客様の好みでフルーツをふんだんに載せてメッセージを載せることも可能です。
甘すぎず飽きのこない美味しさで、大きさも4号・5号から選べます。




ちなみに梅花堂さんのお菓子で一番人気なのは、こちらの「おいしん棒」。
ベースは棒の形をしたユニークなフィナンシェですが、



なんと15種類もの全部で味があるのです。

・チーズ
・チョコチップ
・ホワイトチョコチップ
・ミルクティー
・アップル
・バナナ
・オレンジ
・さつまいも
・渋皮マロン
・ミックスフルーツ
・ゆず
・じんだん
・ごま
・抹茶
・小倉あん

どれにするか迷う!!!!

ちなみに私のオススメはチーズとオレンジです。
最近ハマっているハーブティーにこれまたよく合う。

子供たちの喜びそうなフルーツ系から和の素材もあるので、
老若男女問わず好評だそう。10本・15本・20本と好みの種類を
選んで箱詰めで買うこともできるので、とても便利です。




また、店内の一角には米沢市出身の絵本作家:亀岡亜希子さんと
コラボレーションした素敵なお菓子シリーズも売られています。
(絵本も!)




ふるさと西吾妻山に実際に棲んでいるカモシカや白猿、テンをモチーフにした
キャラクターが仲良くお菓子を食べる姿は、化粧箱のパッケージにもなっています。




こちらは新作の「ウサギのテーブル」。
手のひらサイズのチョコタルトです。可愛い。




ギフトやお土産で買うときは、これら沢山の種類のお菓子から
好きなものを選んで箱詰めしてもらえます。
贈る相手の好みがバラバラでも、これなら安心。




梅花堂のご主人、佐藤さんご夫妻です。
二人とも煌々とろうそくの灯ったケーキのように明るく楽しい方で、
カウンター越しに次から次へと話が尽きません。
もちろんお菓子と郷土愛にかける思いはとても熱く、
これからも美味しいお菓子を作り続けて頂きたいと思っています。

長年東京で菓子職人として腕を磨き、現在フランスに滞在中の息子さんも
もうじき戻ってお店を継ぐべくメンバーに加わるそうです。
これからが益々楽しみなお店です。

【お店の場所】
梅花堂 ← 2018年7月2日サイトリニューアル!
〒992-0037
山形県米沢市本町3-1-18
TEL:0238-23-1964
8:30~19:30(定休日:不定休(基本的に水曜日))

※梅花堂さんは地元のお菓子屋さんでは珍しくインスタグラムもされています。
できたてのお菓子の写真がてんこもりですよー!気になる方はぜひご覧ください。→こちら。

2016.12.06

米沢のいい所あれこれ 【第6回:米一牛肉店】

 更新が遅れて申し訳ありませんでした。

本当は紹介したいところがたくさんありすぎて、毎週毎週
用事で山を降りた時に寄れる場所を目指して回るわけですが、
先週は完全に記憶が飛んでいました。
繁忙期が過ぎたからといって、
引きこもって本ばかり読んでいる場合じゃないですね(汗)


さて、今回は米沢A(Apple)B(Beef)C(Carp(鯉))の中でも
ダントツの知名度と人気を誇る米沢牛の専門店:米一牛肉店さんをご紹介します。



米沢市鍛冶町にあるお店の正面。
「米一牛肉店」の大きな看板が目印です。




中は見やすく大きなカウンターになっていて、



作りたいお料理に合わせてカットした米沢牛各種が沢山並んでいます!!
実は西屋は、ここ米一牛肉店さんから米沢牛を一括して仕入れています
主人同士が青年会議所以来の長いお付き合いで、プロの目で選ぶ
確かな品質と真心のこもった対応がポイント高し!
実際当館にお泊まりいただいたお客様が、翌日直接お店に足を運んで
お土産としてお買い上げになっていくこともよくあるそうです。
なんとも嬉しい限りです。
米沢牛はブランド管理が非常に徹底しており、米沢牛銘柄推進協議会が認定した
生産者だけが育て上げることができます。他にも飼育期間や格付け
などさまざま細かい審査項目が加えられ、すべての条件を満たして初めて
米沢牛と名乗れるのです。
共進会などのいわゆる“競り”は米沢と東京含め年に3回行われ、
各回1頭だけ選ばれるチャンピオン牛から優秀・優良牛と
米沢牛の中でもさらにランクが付けられるそうです。
今月初めに米沢で行われた第57回共進会で、米一さんは
「優秀賞牛」「優良賞牛」を獲得され、記念の盾と

証明書を特別に見せて頂きました。






最高ランクを示す「A-5」に目がいきがちですが、証明書には
生産者の方の名前から個体識別番号から枝肉番号まで明記されています。
米沢牛にかかわるすべての人達の強い誇りが伝わってきます。

こちらの受賞した牛肉は、今月中下旬に西屋にも届けられるそうです。
この時期お泊りになるお客様・めちゃめちゃラッキーですよ~~!!!!
まだ空室ありますので是非ご予約下さいね…!!!!



また店頭では、牛肉だけでなく県産&地元ブランドの豚肉や鶏肉、



つや姫とセットになったギフトもあります。
お世話になった方へのお歳暮にいかがでしょう!?
グルメな方だったら間違いなく喜ばれます。



それから夜ごはんのおかずにありがたいお惣菜も。
こちらは店頭や電話で注文を受けてから調理するため、
ショーケースに揚げ置きはありません。
米一コロッケがやたら気になります。
今度買おう!!
いかがでしょうか。

米沢牛はネームバリューもあって決して安くはないものですが、
その味の良さは折り紙つきです。
米沢の名をはるか全国にとどろかせてくれる牛達に感謝せずにはいられません。
私達のように生産者でない者は、なかなか生きている米沢牛に出会う機会が
ありませんが、米沢駅に等身大の銅像がありますので、
ぜひその勇壮な姿をご覧いただければと思います。


【お店の場所】
〒992-0014
山形県米沢市鍛冶町4535-7
TEL:0238-23-0705
9:00~19:00(定休日:木曜日)

2016.11.22

米沢のいいところあれこれ 【第5回:豆いち】

 毎週更新のコラム(3日坊主とは言わせません(笑))、
シリーズ5回目の今日は西屋スタッフにもファンが多い、コーヒー&器セレクトショップ
「豆いち」さんをご紹介いたします。




上杉神社から東に伸びる参道から大沼デパートへ向かう通りにあるお店です。
廃屋だった建物をおしゃれにリフォームし、まちなかギャラリーにもなっている
素敵な入り口が目印。






店内には、ガラス瓶に納められたたくさんの種類のコーヒー豆!
注文後その場で豆を挽いてもらえますが、自宅で豆を挽く道具も
各種扱っているので、豆のまま買っても好きな時に挽きたてを
楽しめるのもうれしい。

そして紅茶、ココアと、




自分用に使ってもプレゼントに贈ってもきっと嬉しい
素敵な陶器&木製の器・小物がいっぱい。
手作り感あふれる器は、どれも見ていて飽きません。
和食はもちろん、洋食やコーヒーに湯呑!でもしっくり馴染みます。






もちろんニャンパラリンもありますとも!!
底がニャンコの顔になっているユニークなマグ(写真)は、私も
日頃事務所でコーヒーを飲む際に愛用しています。
有田焼でとてもしっかりした作り。
職人さんの真心が伝わってくるようです。




他にも、お茶受け・コーヒーブレイクのお供にぴったりの
ケーキやチョコ、一風変わったコーヒーのジャム(!!)や
おつまみにもなる珍しいナッツ類も売っています。
(殻付マカダミアナッツは西屋社長が大好き!!)
パウンドケーキも美味!日もちするので贈答用にもグーです。






ところで店内の壁やコーナーには、古き良き米沢の写真や大正モダンな
たっつけ(もんぺのようなもの)袴姿の絵葉書が大きく飾られています。
かつて米沢の観光PRにも一役買っていた昔の絵葉書を
趣味と実益を兼ねて店主自ら丹念に集め、復刻・販売もされています。
今も街中に残る建物や当時の貴重な景色、ちょっと懐かしい映画ポスター、
ショッピング以外でも楽しめる工夫がお店のあちこちに凝らされています。




試飲用のコーヒーを自ら淹れる、店主の石塚さん。
数年前にお勤めを退職、一から手作りでこの素敵なセレクトショップを
築き上げてこられました。
石塚さんは県内でも数えるほどしかいない「コーヒーマイスター」の資格を
お持ちです。お客さんの好みや気分に合わせてお薦めのコーヒーをセレクト
して下さったり、淹れ方をアドバイスして下さったり、
とにかくコーヒーのことなら彼にお任せ!

実は彼は西屋社長の高校の同級生&音楽仲間でもあり、
地元のビッグバンドを率いるリーダーもされています(ご本人はサックス奏者)。
店内で流れている心地よいジャズBGMは石塚さんのセレクト。
レコードの枚数の多さに圧倒されます(笑)
趣味の音楽だけでなく、上記のとおり地元の歴史にも造詣の深い、
米沢愛にあふれる方です。




この日頂いたのは、「神楽月」という11月限定のブレンドコーヒー。
右の「豆チョコ」は、ほんのりコーヒーの香りがするミニチョコです。
瓶入りやギフト用などさまざまなバリエーションで売られています。
(写真の器は実際にお店で売っています。コーディネートの参考に!)

最後に私のオススメ。
本当はオススメがたくさんあって迷うところですが…



クワドラティーニというオーストリアのウエハース。
これがくせになる美味しさ。
海の向こうのお菓子にしてはあまり甘すぎず、本当に食べやすい。
個人的にココナッツが好きであります。

ぜひ皆さんも一度豆いちさんに足を運んでみてください。
きっとコーヒーとジャズが好きになりますよ。


【お店の場所】
豆いち
〒992-0039
山形県米沢市門東町2-1-7
TEL:0238-27-1151(イイコーヒー)
10:00~19:00(定休日:火曜日)

2016.11.15

米沢のいい所あれこれ 【第4回:かもしかや】

 今日ご紹介するのは、白布温泉街唯一のお土産屋さん兼お酒屋さん、かもしかやさんです。



白いロゴと、心躍る「地酒」ののぼりが目印。




店内の一角は、県内&市内のさまざまな地酒各種がずらり。




地元の数あるお酒屋さんと比べても、屈指の種類と数です。

中には量販店に流通させていない珍しい銘柄(雅山流等)があり、
県内外からも多くのお客様がお酒を買い求めに訪れます。




私の好きな山形正宗の梅酒。
特にとろとろタイプは私にとって“ベストオブ梅酒”。
人気も高く、8月に売り出したばかりの720mlタイプはもう完売間近だそう。
とろとろ梅酒と、奥に並ぶおしゃれなボトルの吟醸梅酒は
西屋でもお食事処で提供しております。
ぜひ一度お試しを。



また、日本酒と同じく地元山形で盛んに生産されているワインも、
大変充実の品ぞろえです。
ここは、県内でも有名なタケダワイナリーの特約店でもあるのです。
すべて専用のワインセラーにきれいに収まっています。
実に迷います(笑)
どれを買ったらいいか迷ったら、ぜひお店主の太田さんに尋ねてみてください。
買う人の好みや贈りたい相手に合わせておススメの一本を選んでくださいます。



それから、ここかもしかやさんでしか買うことのできない
珍しい焼酎もあります。
白布温泉の透き通る湯と真っ白な雪を思わせる瓶の焼酎は、白布青風。
麹の香りが独特な米焼酎です。
かもしかやさんのオリジナルです。
「初会(あ・あい)」というユニークな名前は、
米沢弁で「こんにちは~」のニュアンスで使われる「あっあぃ~」が元ネタ。
なんと原料がうこぎ・かぼちゃ・べにばな!!!
通好みの逸品です。
他にも、かもしかやさんにはたくさんのお土産・特産品があります。




インテリアだけでなく、実用的な渋柿染めの小物各種や




蔓細工のかごや珍しいお財布・アクセサリー、




米沢牛の直送受付も!
地元の老舗:米沢牛黄木さんのお取り扱いです。




さくらんぼやラフランスを使ったジャムやお菓子類もあって、
とにかく幅広い世代の方に楽しんでいただけるお店です。




イチオシ(?!)はこちら。
「白布せんべい」。
白布温泉に旅行に行ったと実感&周知できる最強のお土産。
旅館の売店では扱っていないため、文字通り幻の名物です!
とか言っておいてなんですが、ごめんなさい…実はまだ食べてみたことがありません。
(今度買いに行きますー!)
いかがでしょう。
本当にたくさんの商品がありますので、見ているだけでも飽きません!
お土産に求めたお酒類などは、直接お店から宅急便で発送してもらうことも可能です。
大事なお酒を直接希望の場所へ届けることができるので、とても助かります。
お酒好きな方も、飲めない方もぜひかもしかさんへどうぞ!!


【お店の場所】
かもしかや(太田酒店)←オンラインショップです!
〒992-1472
米沢市大字関1514-3
TEL:0238-55-2255
8:30~18:00(不定休)

2016.11.10

米沢のいい所あれこれ 【第3回:茶蔵米沢店】

今回ご紹介するのは米沢市金池にある「茶蔵(さくら)」さんです。



西屋でも客室用のほうじ茶・売店用のつや姫玄米茶を仕入れさせていただいている
『桑名園本店』さんが手掛けるセレクトショップ兼カフェレストランです。
山形県内に複数店舗があるほか、最近米沢市中心部にできた複合施設
「ナセBA」の中にもおしゃれなカフェがあります。




店内はお茶屋さんらしく様々なお茶の他、




お土産にも喜ばれそうなお菓子の詰め合わせ、抹茶のスイーツ、




ジェラートがあったり、




目移りするような可愛い小物が棚という棚にぎっしり!!




さらに2階には、「ねこギャラリー」という
西屋のスタッフが聞いたら猫じゃらしを見つけたニャンコ並みに飛びつきそうな名前の、
文字通り猫に関する雑貨がそろったコーナーがあります。
器もいろいろ売られていて、本当に見ていてい飽きません。






さて、こちらはカフェレストランのメニューの一部です。
日本茶セット。
米沢市内にお泊り予定の方は、これだけで昼の小腹が満たせそうな素敵なメニューです。

コラム用の写真撮影絵で伺ったこの日は、ランチコースをオーダーしました。






パスタランチで一番人気の“味噌”パスタ(+200円でコーヒーを追加)。
コクのある味噌味。お好みで粉チーズをかけますが、
たっぷり目にかけることをお勧めします。
人気No.1の名の通り、くせになるおいしさです。




こちらは(お肉大好きな長男が注文した)米沢牛プレート。
なんと1500円。安い!!!見た目よりあっさりしています。
味がしみたご飯に絡めてどうぞ。

ところでお気づきの方もおられると思いますが、どのメニューを注文しても、
かならず小さな器にお花が添えられてプレートに載っています。
お花見のような気分になれる素敵な演出。
(う、うちも真似しようかしら(笑))

一方のデザートは抹茶やあんみつなど、
和を意識したおしゃれなメニューが目白押しです。




こちらはソフトクリームをトッピングしたあんみつ。
みつは白か黒か選べます(写真は白)。
ほうじ茶が付いていて、甘さとほろ苦さの両方が一度に楽しめます。




こちらは抹茶のケーキ。
チョコケーキのようですが、実はあんこベース。甘すぎず、
食後のデザートにはちょうどいい量です。




そしてこちらはサービスで登場した「ほうじ茶のゼリー」。
ほうじ茶のゼリー!!!
お茶屋さんならではの一口スイーツですが、
ほんのり甘く、お茶の香り高く、今まで口にしたことのない
不思議な味わいでした。


いかがでしたか。
ここは大変人気のあるお店のため、平日でも昼間は
かなり混みあいます。事前の予約も可能だそうですので、
確実に席を取りたい方はどうぞお問い合わせを。

【お店の場所】
茶蔵米沢店
〒992-0012
米沢市金池5-6-33
TEL:0238-37-1772
10:00~19:00(ランチタイムは11:30~15:00)


※今週は、当初小野川温泉そばの「ufuufuガーデン%ファーム」を
ご紹介する予定でしたが、冬になると景色やファームガーデンの
利用方法が変わるため、日を改めてご紹介させていただきます。

2016.11.01

米沢のいい所あれこれ 【第2回:米織会館】

 米沢のいい所あれこれ 【第2回:米織会館】

米沢の名所名店食べ処シリーズ。地元民目線でご紹介!
【米織会館】
突然ですがここで問題です。
米沢市といえば…
①米沢牛
②米沢織
どちらが歴史が古いでしょう?
答えは米沢織!
米沢市は米沢紬(米琉紬)をはじめ、国内外でも高い評価を誇る
高級生地米沢織の故郷です。袴地の生産全国シェア9割以上を占めるのも
ここ米沢市なのです。
自然の素材を生かした紅花染め、素朴でやさしい肌触りの紬…
着物好きにはたまらない街です。
というわけで、
スタートしたばかりのコラムシリーズ、
第2回目は米沢織の魅力を存分に楽しむことができる観光スポット:米織会館です。

上杉神社の参道から東に少し歩いた場所に、米織会館があります。
ここは米沢繊維協議会(米沢織の組合)の事務所を兼ねており、
建物は大正11年に建てられた古い洋館です。
(西屋本館と同じくらい!)
中に入るとそこは米織ワールド。


↑1階の様子
1階は「織陣」という直営店になっており、さまざまな米織グッズや反物・
着物まわりのほか、



なんと生地そのものまで売っています。
端切れもあって、どれもかなりの破格。
インターネット強しといえど、米織の生地に直接触れて手芸屋さんのように
気軽に買えるお店は他にはありません。
私も何度も生地を求め、着物の替え袖やシュシュなど作ったりしています。

2階は「米沢織物歴史資料館」となっています。
入館料…大人(高校生以上)300円
    …小人(小・中学生)200円
開館時間…9:30~16:30

『なんと、オール写真撮影可です。』


資料館の入り口には、大正14年に当時皇太子だった昭和天皇が
来県された際お立ち寄りになった貴賓室が保存されています。
なんというか、オーラが出ております…。


資料館では、江戸時代の貴重な着物が展示されているほか、
どのようにして紅花染めが作られるのか、
なぜ上杉鷹山公と米沢織なのか、




色とりどりの染物はどのような原材料から生み出されるのか、
分かりやすく解説されています。

その他にも、現在の作品としてこんな素敵なドレスや、

幻想的な米織の回廊もあります。

ぜひ足を運んでみてください。駐車場は建物の目の前にあります。
上杉神社から歩いて数分なので、城史苑に駐車して徒歩で来るのもOK!

☆☆

【番外】

ところで、ここ織陣では大変なレアグッズが売られています。


「「履いて下さる男子求む!!!!!」」


絹のふんどし(3000円)。
絹100%。
ブランド物のそれも真っ青の高級素材、
一切無駄のない温故知新のデザイン、
ゴムなし・シームレスで敏感肌対策もばっちり。
色は赤がお勧めです。
ここ一発という勝負の日にぜひ。
(本命デートやプロポーズの日にもぜひ。)

そしてこちらは女子向け、紅花&シルク入りアイス。
ノーマルタイプとプレミアムタイプがあります。


って、どんなものか食べてみるのを忘れました(汗)!!
アイスの詳細は後日UPします^^;;;