若女将コラム

日々西屋と山を縦横無尽に駆け巡る湯守兼若女将の、マイペースなコラムです。好きなものは音楽・写真・自然・宇宙。

若女将コラム

西屋おすすめの一品

2019.06.14

米沢のいい所あれこれ 【第24回:Edible 紅花②】




こんにちは。
とうとう今年もお留守番で源泉祭りに行けなかった若女将です。

最近虫干しを兼ねて「半日」着物生活をスタートさせました!!!…
といっても、実際はなかなか着ている場合じゃない日が多いんですが…。
気温も天気も激しく変わるので、あまり外気に左右されない綿着物
(30~60年前くらいのヴィンテージ絣)が大活躍。
幾世代にもわたって着こまれてきた着物は肌触りがよくていいわよー。
洋服感覚でいたいので、衿芯も帯板も付けず、背中が楽な矢の字や
かるた結びで済ませています。普段着物の“格”はいいとこ部屋着+αくらい。
別に外に出るわけじゃないので、気になりません。
いつかゴフクヤサン.comの可愛いニャン柄帯を買いたい♡♡



さて、前回ご紹介した「紅花」の巻。
実は…もう1品ご紹介したいものがあるんだす。

先日、紅花あいすの取材で米織会館さんを訪れた時のこと。
事務局の方に「食べられる紅花」のお話をしたところ、私がアイスを頂いて
ポケ―っとしている間にいろいろ調べてくださったようで
「こんなのがあるみたいですよ!」と、
漬物の丸昌「紅花らっきょう漬け」を紹介して下さいました。

地元米沢の漬物屋さん、しかも紅花使用!!
初めて耳にする商品名に思わず飛びつきましたが、なぜか市内の
スーパーではとんと見かけません。サイトを調べたらどうやらネット販売が
主流らしいことが判明しました。

・・・というわけで、取り寄せてみた。



こちらが紅花らっきょう↑。
味付けというよりは、色身を加えるために紅花を用いたようです。



↑ほんのり浮かんでいるのが紅花の花弁。
某ピリ辛らっきょうみたいな見た目ですが、らっきょう自体の形はずっと大きく、
鮮度の高いうちに漬け込んだのか、写真よりも透明感があります。

さて気になるお味は…

美味ではないか!!!!

いやこれ本当美味しい。
酸味は効いていますが全然ツーンとしません。
ほのかに甘みがあり、びっくりするほど品がある(やっぱり)お味。
ちょっと出会ったことない逸品です。一袋540円(税込)と、普段見かける
同じくらいのサイズのらっきょに比べてかなりお高めではありますが、
いやいやなかなか。食す価値ありですわよ。
普段食べるというよりは贈答用に向いているかもしれません。
漬物が好きな方ならきっと大満足するはず。
丸昌さんでは他にも米沢の伝統野菜丸ナスを使った各種漬物や
季節限定の雪菜ふすべ漬けなど、素材の持ち味を生かし身体に優しい製法に
こだわった商品がそろっています。
気になった方。ぜひ味わってみてください。

スイーツじゃありませんが、変わり種の紅花らっきょう漬け。GJ!

【漬物の丸昌(後藤商店)】
〒992-0003 山形県米沢市窪田町窪田413-3 
電話(フリーダイヤル)0120-37-5378 
実店舗はありません。オンラインサイトはこちら




むっふ。お待たせしました今日の一枚。

Deep Forest "Comparsa"

Deep Forest(1998)

Noonday Sun(Youtube)
Deep Weather(Youtube)


ヒーリング・ワールドミュージック界ではすっかり大御所の存在感。
日本にもファンの多いDeep Forest。3rdアルバムの本作では、
マダガスカルやキューバ、ラテンアメリカ系のミュージシャンを
ゲストに迎え、聴きごたえ抜群な1枚に仕上がっています。
Noonday SunやGreen And Blueでは、当時100歳のマダガスカル歌手
(マダム・サナだったっけ?)の明るい歌声をサンプリングし、ラテンポップな
曲が心を晴れやかにしてくれるし、Deep Weatherではあのウェザー・リポートの
故ジョー・ザビヌルがメロディックなアコーディオンで参加しています。
穏やかな夕暮れの海上のような優しい旋律がどこか懐かしくて大好き。

ちなみにComparsaとはスペイン語でカーニバルのアマチュアバンド
(一般名詞)を意味する言葉です。楽しそうに談笑をしたり、くつろいだ
様子で料理をするアルバム参加メンバーの写真がブックレットに紹介されて
いて、見ているだけでもいい雰囲気が伝わってきます。
ほかにも「地球上で地震が起きるのは、人知れず月と地球が戦っているから」という
ラテンアメリカの古い伝説を、ミュージシャンの一人が静かに、しかし壮大に語る
EarthquakeとLa Lune se bat avec les etoilesなどなど、まぁ盛りだくさん。
日本版ボーナストラックでは、前作Bohemeからホンダ「シビック」のCMに
起用され大人気を博したFreedam Cryが収録されています。
全体に明るい曲調なので、大変おススメ。らっきょうもおススメ。
今日も美味しい音楽と漬物をいただきます♪

2019.06.02

米沢のいい所あれこれ 【第24回:Edible 紅花】


こんにちは。
どんなフェイントにも怯まず、ガードカウンターできるようになりたい若女将です。
インドカレー最高。



娘「はなちゃーん、ただいまーっ。ほっぺびにょーん♡」
はな「ぐぬぬぬ…」




つい先日、思い切って家庭用の冷凍庫を買いました。見切り発車ゴーゴー!
どこまで使いこなせるかシャア専用ザクならぬコストコ専用フリーザー?!

「ザクとは違うのだよ、ザクとは(ぐふふ…)w」

この白グフを迎え入れるにあたって予め食品庫から居間のラックの
中身から総入れ替えしておいたので、格納庫(初期設定)はばっちり。
本格的な山籠もり生活体制が着々と整いつつあります。
自ら人里を遠ざけていくスタイル。いいんだか悪いんだか。



さて今回も「米沢いい所」シリーズです。だんだん音シリーズ並みの
マニア路線に傾きつつあるともっぱらの噂(?)ですが、そうと知ってて
メジャーな観光案内にはなかなか載っていない米沢の魅力を敢えて
ピックアップしておりますので、「こんなものがあったんだ~」と気軽に
楽しんで頂ければ幸いです。

今回は第24回目、多分今まで誰も取り上げたことがないであろう
ユニークなEdible“食べられる”紅花(主にスイーツ)を特集してまいります。

一つ目は、当コラム「米沢いい所あれこれ」シリーズ第2回でも
ご紹介したことのある米織会館さんにてただいま販売中の「紅花あいす」



上杉神社の参道から東に100メートルほど歩いたところにある洋館風の
建物が米織会館さんです。この中で紅花あいすが販売されているわけですが、
実は以前伺った時から気になっていました。




今度こそはとお邪魔し、初注文!



会館に入ってすぐ左に休憩コーナーがあって、
そこで(麗しい米織の生地や着物の見本を眺めながら)頂くことができます。
さて、ふたを開けると…



おぉ、ほのかなピンク色!なんて美しい色だろう!!
こちらのアイスは紅花紬で有名な新田織物さん(米沢市)と
お菓子メーカーさんとのコラボだそうです。



ちなみに紅花染めの米織一例はこんなかんじ↑
この繊細な色遣いがまさかスイーツでも再現できるとは。紅花おそるべし。
紅花だけでなく、シルクまで練りこまれているという気合の入れようです。
決して着物を食べているわけではありません?!

肝心のお味は…なんとも不思議。フルーツ系のジェラートとも違う、
ちょっと濃厚なバニラのアイスとも違う、上品で、奥深いコクとほのかな
甘さが花びらのように広がります。絹って&紅花ってこんな味なんだ…と
感動すること請け合い。

1個360円(税込)なり。かのハー〇ンダッツもビックリのお値段ですが、
そもそも素材がレアでリッチだし、だいたい他では買えないもの。
米沢を訪れたらぜひ一度味わってみて頂きたい逸品です。



お次は場所を変えて、市内金池にある菓子処:錦屋さんに参りました。





錦屋さんはお隣川西町に本店を持つ地元の老舗菓子店の一つです。
そこで売られているのが…



じゃーん!ズバリ紅花饅頭(まんじゅう)
ふわふわの蒸しまんじゅう生地に紅花がダイレクトに練りこまれています。
ところどころ放射状に見える筋が花弁ですね。
生地全体も紅花カラーの温かみある黄色で、小ぶりながら存在感があります。
お味も紅花アイスと同じく、品のある(本当に他に表現が思いつかない!)
味わい!なんというか、本当に上品なのよ。こしあんの甘さも程よく
マッチします。日持ちはしないのですがお土産におひとついかがでしょう。
気軽なお茶請けにも◎。



お次はこちら。紅花つむぎ。ネーミング!紅花紬!!
生クリームとふうき豆(山形市発祥のグリーンピースのお菓子)餡を
紅花入りのふわふわスポンジでサンドしたボリュームのあるお菓子です。
(写真のカット面が全然きれいでなくてすみません(汗)
かじってないよ!ナイフでカットしてありますのでご安心を(?)。)

饅頭とはまた違い、和の素材をふんだんに使ったケーキといったところ。
どちらかというと中身のほうがパンチが効いているので、
上記2点に比べると紅花風味は控えめです。

まんじゅうとクリームサンド、どちらを選ぶかはお好みでどうぞ☆

ところで錦屋さんは大変創作意欲があるお菓子屋さんで、
紅花のほかにも地元の特産品を使ったユニークな和洋菓子を数々
プロデュースしています。たとえば…



米沢牛パイ!!
いきなり米沢の本命キタ――(゚∀゚)――!
本当に米沢牛が練りこまれた旨味たっぷりのパイです。




同じシリーズで、ネーミングも強烈な「鯉していっパイ」(鯉入りパイ)に、
「うこぎパイ」(ご存じうこぎ入りパイ)なんて商品も↑。
成分は少なめですがそれぞれちゃんと風味が感じられます。
形は原材料にかかわらずどれもおしゃれ(?)なリーフ型。
約2か月ほど日持ちもするので米沢お土産におススメです。
行ったつもりで米沢牛。食べたつもりで鯉のパイ。
特に鯉。すごい。うなぎパイとタイマン張れる。

…とまぁ、最後すっかり話が脱線してしまいましたが、
美味珍味なエディブル紅花+αラインナップ、いかがでしたでしょう?
米沢には単なる伝統食・特産品だけではなく、こんなユニークな
スイーツがあるんです。奥深いでしょ?

いずれは着物バージョンでも紅花の紬や米織の素敵な織元さんも
ご紹介したいと思いますので、どうぞお楽しみに…。

【米織会館(米沢織物歴史資料館・おりじん)】
〒992-0039 山形県米沢市門東町1-1-87 
電話 0238-23-3525 
営業時間と定休日 
4-11月 9:30~16:30(無休)
12~3月 9:30~16:30 (土日・年末年始休み)
駐車場 建物の前に数台分あります。

菓匠庵 錦屋(金池店)
〒992-0044 山形県米沢市春日1-2-9 
電話0238-21-9218 
営業時間 8:00~18:30 
駐車場 お店の敷地内に7~8台分あります。





さてさて最後になりましたが、今日の一枚(二枚?)はどれにするかいな。

Karl Jenkins "Symphonic Adiemus"

           Karl Jenkins(2017)
(↑のサムネイルをクリックすると、1トラック目の
"Adiemus"(Youtube)が視聴できます)

イギリスのクラシック系現代音楽作曲家、カール・ジェンキンス御大。
彼がプロデュースした「アディエマス」のシリーズは、独特の言語による
コーラスと勇壮なリズム、さらにオーケストラ(ロンドンフィル)との
ドラマチックな融合から大ヒットし、リリース当時日本でも一世を風靡
しました。1999-2000年にかけて放映されたNHKスペシャル
「世紀を超えて」ではOPテーマにも採用されたので、ご記憶の方も
いるでしょう。異世界の物語のように壮大なアディエマスワールドには
私もどっぷりハマったものでした。
こちらのアルバムは、そんなアディエマスシリーズを中心とする自身の
往年ヒット作をさらにオーケストラ&合唱曲に編曲したものです。
個人的にはミリアム・ストックリーによる力強く原始的な歌声が幾重にも
響く初期アルバムのほうが好きなんですが、全体的に聴きやすくまとまって
いるアルバムなのでおススメとしてピックアップしました。
名曲の数々が重厚なコーラスになって甦るぅう。

Karl Jenkins "PIANO"

                                Karl Jenkins(2019)
(↑のサムネイルをクリックすると、3トラック目の
"White Water"(Youtube)が視聴できます)



一方のこちらは、同じく人気曲を選んでカール本人がピアノアレンジ
したもの。どれも良アレンジ。沢のせせらぎやそよ風のような、優しい感動が
聴く人を包み込んでくれます。心癒せるひと時をお求めの方にはこちらがお勧め。

ちなみにカール氏の作品で私が好きなのは、
ご存じ「聖なる海の歌声(Adiemus)」、
雨の日もハッピーな気分になれる「レイン・ダンス」、
冒険物語が中盤に差し掛かり、今度は仲間とともに飛空艇で新たな空の
舞台へ旅立つ!新展開の幕開けのような(どういう例えだ(笑))
「In Caelum Fero」、「Zarabanda」「Hymm」
そして現代ミサ曲「The Armed Man」などなど…(すべて原曲版)が好きです。

音楽も着物もカレーも最高ね!

2019.03.23

米沢のいい所あれこれ 【第22回:米沢ジャックスブルワリー】


こんにちは。
他のお宿さんにお世話になる時は必ず「マイパジャマ」を持っていく若女将です。

邂逅から約1カ月経ったドロンちゃん。
西屋スタッフに愛情と餌をたっぷりもらい、
今ではすっかりニャンゴロ肥えのポチャバデーになりました。

宴会場裏の引き戸を開けて「ドロンちゃーん」と声をかけると、
シャーでなく「に”ぁー。」とひと声あげて、冬の間落雪から
硝子戸を保護する落とし板の上を器用に渡って寄ってきます。



「ごはんだよ。」「に”ぁー。



「どろんちゃん」「に”ぁー。



「太っちゃったねぇ…」「に”ぁー。



「あんまり下ぶくれになると、今度からおにぎりって呼んじゃうよ!」「に”ぁー。

…了解したんだか何なんだか。ネコ語が分からないので真意は闇の中ですが、
とりあえず警戒心はなくなったようです。
めでたしめでたし。これからも元気でいておくれ。



今日は米沢いい所あれこれシリーズ。
今回は大ヒットが期待される地元のニューフェイス、
去年から製造販売を始めたばかりの地ビール工房
Yonezawa Jacks brewary(米沢ジャックスブルワリー)」のご紹介です。

米沢ジャックスブルワリーは、米沢市李山、
さくらんぼ狩りで以前ご紹介したこともある(あったっけ?!)
鈴木農園さんのすぐ近くに工房を構えています。

10年近く前にアメリカ人のお友達に自家製クラフトビールをふるまわれ、
そのあまりの美味しさから自らビール職人になる決意をした槙山秀都さん
(米沢市出身)がすべて一人で製造販売を手掛けています。
去年初仕込み&発売するや、瞬く間に口コミで評判が広がり、
全国にファンが増えつつあるそうです。

彼の造るビールは全てがレア
なにしろたった一人で作っているわけですから。



今回は、数少ない取扱店の一つである白布温泉のかもしかさんで、
現在販売中(そして間もなく終了)のIPA(India Pale Ale)Pale Aleをゲット。
かもしかの店主さんが特にイチオシといううIPAから味わってみました。



(あんまりいいグラスじゃなくてすみません(汗))
…これが素晴らしく濃厚。濃厚です。
オレンジピールの爽やかな香りと風味がほどよく乗って、
ザ・クラフトビール!の醍醐味を隅々まで味わえる!!
苦みと旨みのバランスも絶妙で、ビール好きにはたまらない
美味しさです!
もう一つのPale Aleは同じくオレンジピールが配合されていますが、
香り高いながらも苦みがしっかりと効いていて、飲みごたえは抜群。
スローペースでまったりと味わいたい逸品です。

値段はそれぞれ330ml入りでIPAが918円、Pale Aleが864円と
かなり高価(その他のシリーズもほぼこの価格帯)ですが、
生産数がもともと少ないことや、槙山さんの苦労と情熱の結晶である
クラフトビールの素晴らしさを思えば納得できます。

一人しかいない自分へのエール(まさに!)、
故郷を思い出したい時、
誰かと大事な時間を過ごしたい時…
とっておきのひと時に米沢生まれの極上クラフトビールはいかがでしょう。

米沢ジャックスブルワリーのビールは通年ものではありませんので、
新しい品名が出るたびに新しい出会いが待っています。
なかなか手に入りません!!ぜひかもしかやさんのサイト(下記参照)や
ラインアカウントをチェックして、米沢生まれの地ビールを楽しんで下さいね^^

【Yonezawa Jacks Brewely(米沢ジャックスブルワリー)】
〒992-1461 山形県米沢市李山5471 
電話0238-33-9558 
お薦めの取扱店
【太田酒店(かもしかや)】※通販サイトはこちら 
※実店舗は西屋から歩いて徒歩1分です。
〒992-1472 山形県米沢市大字関1514-3 
電話0238-55-2255
営業時間 8:30~18:00 
定休日 不定休

2018.12.17

米沢のいい所あれこれ 【第20回:おたまや(秋葉醸造味噌さん)】


こんにちは。フライの衣は執拗に剥いて食べる若女将です。

この間、実家から家庭菜園のさつまいもをたくさん送ってもらいました。
おいも大好き。
焼き芋にするにはでかすぎてオーブンに入らなかったので、
代わりにHM(ホットケーキミックス)を使って例のごとく
パウンドケーキを作ってみました。




大 爆 発。

名付けて惨事のおやつ(笑)

ちょっと欲張ってさつまいもを増量しただけでこれです。
まぁ、焦げてはいないし味もまずまず、何より子供達が
喜んで食べてくれたから良しとしよう。
手作りの醍醐味を存分に味わった先週の休日でした。



さて、今回はこれまた久しぶりの米沢いい所シリーズ(まだ終わっていないよ!)。
キリ番となる20回目は秋葉醸造味噌さんプロデュースの「おたまやさんです。



おたまやさんは米沢市木場町、上杉家代々の当主が祀られている
御廟所の近くにあります。



建物のシルエットは今風にも見えますが、



中は実にレトロ。
まるで古き良き昭和(のさらに戦前)にタイムスリップしたような
ユニークな雰囲気です。





未だに現役の大きな味噌の樽と秤は、味噌屋さんならでは。
普通にスーパーで買うよりも美味しいに違いない。




店内では素材や味によって色々な種類のお味噌が売られていて、
お薦めの用途も親切に記載されています。




他にも、ピーナッツ味噌や田楽味噌、お茶受けになるゆべしや
珍しいイチジクの甘露煮、おなじみ三五八(いわゆる塩麹)に、
味噌を使ったスイーツ、セレクト日本酒など、
目移りするほどいろいろな商品が並んでいます。





(こちらの九平次は愛知県にある新進気鋭の酒蔵が製造したお酒。気になる。)




こちらは味噌を練りこんだバタークッキー。
ピーナッツが入っていて分厚くて、食べ応え満点。
味噌のコクがクッキーの生地に沁みわたってとても美味です!
例えるなら味噌味カロリーメ〇ト。




また、こちらは珍しい赤い甘酒。
天然の赤い麹を仕込んだもので、200ml入り380円と少々値段はお高め。
しかし味は正統派の甘酒。とにかく濃いめ。
一口飲むごとに栄養たっぷり感がすごく、効用は栄養ドリンクそのものです。
かなり麹の香りが強く、独特のくせはありますが、
麹系の甘酒が好きな人はぜひ一度試してみてほしいと思います。




ところで、私のイチオシ逸品はこちら。




味噌の粉末を練りこんだその名も「味噌ソフト」!!!
色もまんま味噌色(笑)!!

他ではなかなか味わえないソフトクリームです。
肝心のお味は…思ったほどみそ味噌していません。
味噌の芳醇な風味とクリームが絶妙にからんで、
キャラメルともなんともつかない魅惑的な美味しさです。
値段は税込み200円と、ソフトクリームにしては破格。
年中販売しているようで、これからの季節でもチャレンジ(?)できます。
暖房で頭がのぼせたらぜひおたまやさんへGO!

因みのこの味噌ソフトに使っている(と思しき)味噌の粉末は
おたまやさんで直接買うことができます。
可愛い瓶入りで、お味噌汁や料理にさっと使えてとても便利。




そしてもう一つのイチオシはこちら。




粉末上に加工した甘酒の素、「かんたん甘酒」。
小さじ2~3杯分を湯呑に入れ、お湯を入れて溶かすだけ。




これがまた美味しい。味は酒粕ベースのあっさりした甘酒味です。
お好みで砂糖を加えても良いとパッケージには書いてありますが、
何も入れない方が甘酒本来の味を楽しめます。
賞味期限は約1年と長く、チャックは付いていませんが
持ち運びするのにもかさばらないのでお土産にもお勧めです。

いかがでしたでしょう?今流行りの発酵食品が盛りだくさん!
ぜひ一度足を運んでみて下さい。


【おたまや ~昭和本樽仕込み館~】(←オンラインショップ有)
〒992-0054 山形県米沢市城西4-7-33 
電話0238-23-1850 
FAX 0238-23-1851
営業時間9:00~18:00 
定休日 毎週水曜日/第1・第3日曜日


2018.05.11

米沢のいい所あれこれ 【番外編:ゆきんこ「雪割納豆」】



初夏のような陽気から幸先よくスタートしたGW。
ところがその後半から約1週間近くにわたり、
冬の終わり逆戻りのような寒さが続きました。

どんよりした天気もさることながら、
日中の気温がたった2~3度というクレイジーさ。
やっと蕾の膨らんだ庭の草花も腰が砕けたようにうなだれていました。




今日は一転、快晴!こいのぼりもやっとぱりっと乾いてお空を泳いでいます。


ようやく日の目を見た西屋唯一の八重桜「やえ」ちゃん。
どうか長く咲いていてほしいものです。





さて、実に約2か月ぶりの「見どころシリーズ」。
今回は番外編ということで(今回だけとは言ってない)、
私の激オススメの一品をピックアップしてご紹介します。




じゃーん。こちら。ゆきんこ「雪割納豆」

雪割納豆とは、かつて「五斗(ごと)納豆」と呼ばれた
置賜地方の伝統食をルーツとする地元の特産品の一つです。
正月明けに仕込んだ引き割り納豆に、さらに米麹や塩を加え
密封し春まで発酵熟成させた保存食です。
長い冬が明けてから今くらいの時期に頂く貴重な食べ物で、
待ち遠しかった春の訪れにかけて「雪割」と名のついた故郷の名物。
諸事情で長く製造が途絶えていましたが、近年になり、
パッケージ絵もそのままに地元の企業が見事に復刻しました。

一斗は約18リットル。つまり昔は90リットルサイズの樽で
この納豆の原型が造られていたわけです。想像するだに大容量…

中身は密封された袋入り。
のっけから「出すの苦手!」と言わず、
とりあえず全部保存容器にお引っ越ししましょう。

さて気になるお味ですが、これがまた熱々のご飯にめっちゃ合う!



どっしりと濃厚な麹の香りと納豆の風味が絶妙に絡み合い、
それこそのけぞるほど美味しいのです!!

コツは少しずつ楽しむこと。何しろ“珍味”です。
昔の造り方よりも塩分はマイルドになっているそうですが、
それでもかなりしっかり塩味が効いています。
くれぐれも普通の納豆の感覚でごはんにドバーしないように。
納豆版塩辛、と表現すると分かりやすいかもしれません。
チーズで例えるならゴルゴンゾーラといったところです。
納豆が好きな方なら、敢えてご飯に乗せなくても
そのまま酒(地酒熱燗がお勧め)の肴になります。

ちなみに、ゆきんこさんのHPにもあった「雪割り納豆茶漬け」↑
私も作ってみました。これまた美味。飲み会の後のお口直しにもいけます。
お茶はやはり濃い茶が合うようです。

その他いろいろアレンジレシピもあって、
大根おろし+刻みネギとあわせたり、
ご存知納豆汁に旨み追加で投入したり、
かなり応用が利くのもこの雪割り納豆のいいところです。

我が家でも、リピート決定の私の他
昔の味を知る大女将・会長も時折買ってきては、
少しずつ楽しんでおります。
ところでこの雪割納豆、通常の天塩味と辛口の二種類あるんですが、
このパッケージに描かれたあどけない女の子がとにかく可愛いんです。




右が天塩版、左が辛口。

辛口!!

「んまい~…けどぉ~からいぅお~!!」

まるでうっかり辛いものを口にしてしまったうちの子を見ているようだ…(笑)

実際なかなかパンチ力のある辛さですので、
分量を間違えると大人でも




とはいえ、一目で違いが分かるこの芸の細かさ。
手に取るだけで思わず表情が和んでしまいます(私だけ?)。

故郷の知恵と愛情が詰まった雪割納豆。
米沢市内近郊のスーパーはもちろん、
東京銀座にある山形アンテナショップ「おいしい山形プラザ」でも手に入ります。
(天塩味は150gサイズ・300gサイズ有)
楽天他ネット販売でも扱っているようです。
気になった方ぜひぜひぜひ一度お試しください。

【参考】

ゆきんこHPー商品紹介

おいしい山形プラザ(東京・銀座)HP



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