若女将コラム

日々西屋と山を縦横無尽に駆け巡る湯守兼若女将の、マイペースなコラムです。好きなものは音楽・写真・自然・宇宙。

若女将コラム

西屋おすすめのお店(広域)

2017.06.30

ふるさとin東京 3 (最終回)



もうすぐ7月です。だんだん蒸し暑くなってきましたね。
(ぶっちゃけ5月の東京は今の白布以上に暑かったが(笑))
梅雨も半ばに差し掛かると、どうしても体力が落ちて食欲もなくなりがちですが、
せめて水分だけでも確保して頑張ろうと毎日言い聞かせている今日この頃。
甘酒を作っておかなきゃ。

(私にとって甘酒(麹)はご飯の代わり。究極に食欲が落ちた時は、
甘酒と梅干しと豆腐・納豆でしのぎます(もっと食べろー!))。

さて、だいぶスパンが伸びてしまいましたが、ふるさとin東京、
最終回は荻窪の「いっ久どーなつ」さんのご紹介です。

JR荻窪駅から徒歩1分(もかからない)、
ロータリーの一角にいっ久さんがあります。
何を隠そうこちらのお店、米沢関地区の船坂峠で豆乳を製造販売していらっしゃる
リーベルさんの本店なのです!
川西町産の秘伝豆(枝豆の一種で非常に味が濃く甘みのある品種)を関の工房で絞り、
おからと豆乳を生産、そのうちおからを遠路東京に直送し、ここ荻窪でドーナツにしています。
(いっ久どーなつさんは他にも下北沢、名古屋に支店があります。)



お店のオーナーさんはリーベルの山本さんのご主人。
数年前に東京から奥さまだけが移り住み、より鮮度の高い原料の
加工に取り組み始めました。今ではすっかり地元の方と親しくなり、
関小学校に通う息子たちも工房見学で何度もお世話になっています。



写真をうっかり撮り忘れてしまいましたが、
お店の壁面には関地区の紹介のポスターや、秘伝豆の解説が貼られており、
嬉しい故郷感満載です。


お目当てのドーナツは目の前で次々と揚がっていきます。
ほんのり甘い香りが辺りに漂い、食欲もテンションも急上昇(笑)


手に持つとこの通り。ふわふわで結構大きめです。値段は一つ170円、
少し割高に思うかもしれませんが、素材の鮮度と希少性を鑑みれば十分良心的と言えます。
さらにできたてはとてもアツアツ。席がないので立ち食いにはなりますが、
見た目ほど油っこくなく、秘伝豆のほんのりした甘みと香りがとても
上品なドーナツでした。もちろんテイクアウトもできるので、
家族のお土産用にも箱入りで買わせていただきました。


ドーナツのほかにはドリンクもあり、私はバナナスムージーをchoice。
いやー、美味しかったわ。
その後の中央線ではお土産に買ったドーナツの香りを惜しげもなく振りまきながら、
ほくほくと帰途に就いたのでした(笑)。
いっ久どーなつ荻窪店は月曜日が定休で、営業時間は11:00~19:00です。
絞ってすぐパックした新鮮な豆乳も買えますので、本物の豆乳を飲みたい!
という方もぜひ足を運んでみて下さい。量販店では決して手に入らない本物の味です。





いかがでしたか?
すみません、最後はもう掛け足になってしまいました(苦笑)
他にも訪れたお店やカフェがあるのですが、かなり個人的な好みで…。
新宿駅周辺をぐるっと一周して、学生時代足しげく通ったお店や思い入れのある場所を
訪れられたのは本当に楽しく素敵なひと時でした。
留守中子供たちを見ていてくれた家族にも感謝、感謝。
東京はいつ訪れても懐かしく(母の故郷、私も7~8年住んでいました)、不思議な街です。
今回はお店の訪問のほか美術展を二つ梯子してきたので、
(「ミュシャ展」と「バベルの塔展」)
かなり内容の濃い2日間でした。
タラ夫君の美声は一生忘れない(笑)
次に上京できるのはいつかは分かりませんが、訪れるたびに新しい発見がある東京に
“故郷”があることを、私は嬉しく思っています。

2017.06.16

ふるさとin東京 2



先週、インターネットで来年度小学校に入学する娘にランドセルを早々に注文しました。
店頭販売をせず、たった2日間だけネット限定の予約受付でした。
販売前からどう考えても競争率い予感。
それもそのはず、ここは人気のタイプや色なんか販売開始後数分で完売したほどの
某人気メーカーなのでした。息子のランドセルでもお世話になったからと
軽い気持ちでお店を選んだわけですが…
(数年前の当時はそんなに焦って駆け込んだ記憶はありません。人気が高くなった?)
…考えてみたら入学(実際使い始めるの)はまだ1年近く先だぞい!

販売情報を見落としていたら間違いなくアウトでした。
見習いたいような見習いようがないような、恐るべし昨今のランドセル商戦。

実は前回コラムでご紹介した銀座の「おいしい山形プラザ」のすぐ近くに
そのメーカーさんのショールームがあり、幸運にも購入前に実物を拝むことが
できたのでした。ネットでしか手に入らない商品に実際触れて確かめられる機会なんて、
私のような山住まいにはまずありません。
こういう時は本当に「なんでもお店にある東京、羨ましいなぁ…」と思ってしまう。




さて、今日は東京駅の「米沢牛 黄木」さんをご紹介したいと思います。







場所は東京駅八重洲北口寄りの黒塀横丁。さまざまな飲食店が軒を連ねる中、
米沢牛の文字とチャールズ・ヘンリー・ダラスの肖像画が目を引くお店です。


米沢牛 黄木」。地元米沢では大変有名な米沢牛販売の老舗です。
最上川の川辺に巨大なレストラン「グルメプラザ金剛閣」を構え、
そのすぐ近くに本店もあります(目印は立派な牛の銅像)。
金剛閣はおそらく米沢市内最大のレストランではないでしょうか。

ちなみに米沢八湯の一つ、湯の沢温泉の「時の宿 すみれ」さんは
黄木社長さんのお姉さんが女将さんをされているお宿です。
2人専用のハイクラスタイプで、食事の際にはオープンキッチンで
焼きたての米沢牛を味わえというなんともラグジュアリーなお宿。
こちらもさまざまなメディアで紹介されているので、
ご存知の方もいらっしゃると思います。

そんな黄木さんが東京駅に専門店を構えたのが数年前。
この度は私もお店にお邪魔して、ランチを頂きました。




中は落ち着いた和モダンな雰囲気。場所が場所ゆえアクセスもとてもよく、
店内はビジネスマンや旅行客と思しきお客さんなどで賑わっていました。
一角には米沢の四季を写した観光ポスターが貼られていて、なんとも嬉しい!

東京駅の中に”故郷”があるなんて素敵だもの。




さて、気になるランチメニュー。
(写真小さくてスミマセン(汗)上記のリンクからもお品書きが見られますので
ぜひご覧くださいませ。)
米沢牛をふんだんに使っているにもかかわらず、予想以上に良心的な価格です。





どれも魅力的でかなり迷ったのですが、今回は炙り牛丼をチョイスしました。
晩菊(漬物)が添えられていたり小鉢が冷汁だったり、
郷土米沢ならではの工夫が凝らされていて、丼はもちろん、サイドもとても美味でした!
ボリュームもあるので、午後からまたパワー全開で頑張りたい方、
これから遠方に旅行に行くという方も是非味わってみて下さい。元気が出ますよ。

もちろん夜の部もありますので、お酒を飲みながらの会食にももってこいです。
地酒だけでなくワインやリキュールなどバラエティー豊かなラインナップですので、
飲む方も飲めない方も食事を楽しむことができるはずです。




中でも私が気になったのがこちらの利き酒セット。
米鶴、新藤酒造、東光、米沢が誇る名酒造さんばかり。
3種それぞれ辛み・旨み、キレ、どれをとっても個性が出すぎず、
それでいてバランスよくそれぞれの良さ&味の違いを楽しめる素晴らしい組み合わせ。
特に新藤酒造さんの裏が産龍は特約店でしか扱えないシリーズです。
(西屋でも事前にご注文頂ければ食事の席でのご用意が可能です。)

この3種選ぶのにかなりいろんな銘柄を飲みまくったのではなかろうか…(笑)
お昼でなければ私も注文したかった(笑)

日本酒好きの方はぜひ試してみて下さい。



いきなり飲み方向に突っ走るコラムですが、
次回はスイーツ屋さんです!場所は、荻窪!!

2017.05.29

ふるさとin東京 1



Twitterでは折々写真を交えてお伝えしておりましたが、
先週22日~23日にかけ、いろいろ用事を兼ねて東京に出向いておりました。


主な目的は、地元米沢・山形にゆかりある事務所やお店を訪ね、ご挨拶に伺うこと。
そして、注目の美術展(ミュシャ展・バベルの塔展)を観に行くことでした。

どっちがメインだって? …うぉお聞かないで(笑)

公私含めて11か所を巡る強行軍でしたが、オール着物(動くサウナ)で通したのは
今回が初めてのチャレンジャー。約2年ぶりの東京は、超暑かった(笑)

というわけで、今回は、東京から皆さまにもぜひご紹介したい所(米沢・山形関係)を
ピックアップして行きたいと思います!

・・・・・

1.おいしい山形プラザ(銀座)






まず、上京して最初に訪れた場所でもある山形アンテナショップ
おいしい山形プラザ」。


(↑お店の前から有楽町駅を見た様子。

JR有楽町駅から歩いて5分くらいのところにある、観光案内事務所を兼ねたお店です。
(東京メトロ有楽町線の銀座一丁目駅の5番・6番出口からは徒歩1分)
1階に物産館、2階に観光案内所、そして山形産の食材をふんだんに使用したレストラン
サンダンデロ」があります。
何がすごいって、目と鼻の先にシャネルやバーバリーのブティックが何の違和感もなく
立ち並んでいること。こんなおしゃれな街に地元山形産の新鮮なおしょうし菜だの
晩菊(漬物)だの山形中の地酒が買えるお店があるなんて素晴らしすぎる。



銀色のビル群のど真ん中にあって、入り口に並んだ野菜の緑が目を引きます。



値段も良心的。地元と殆ど変わりありません。知る人ぞ知るお店なのか、
開店と同時に次々とお客様が入店され、山形の味覚をお買い求めになっていました。



2階は観光案内所があります。





ここでは山形各地の観光案内(パンフレットがとても充実している!!)のほか、

「山形ファンクラブ」の入会受け付けも行っています。

山形ファンクラブってなによ?
簡単に解説しますと、
①年会費無料有効期限なしのポイントカードをゲット
②山形アンテナショップでの商品購入でポイントがたまる
③1000p溜まると3000円分~5000円分のの旬な県産品がもらえる
(内容は季節で変わるようですが、かなりイイもの届くそうです…!)
④山形県を旅行した際、県内各地の協賛店で特典が受けられる
(西屋も今月加入したばかりですが、宿泊時500円引きという特典を除外日なしでご提供中!)
④山形へのモニターツアーや会員限定の奥山さん(後述)直伝料理教室に参加できるetc…
山形に興味がある、食べることが好きという方には超お薦めのファンクラブです。
おかげさまで既に当館でも何組かご利用頂いております。山形のファン。嬉しい。
入会受け付け後、後日ポイントカードが郵送されてきますので、山形に旅行される折は是非お持ち下さいね。
それから同じ階には「サンダンデロ」というレストランがあります。
どういう意味よ?
これは、「山形産だよね?」という意味の庄内弁「(山形)産だんでろ?」を
そのままカタカナにしたもの。ランチ・ディナーでそれぞれ違うコースになっています。

特にディナーコースのネーミングが振っています。
「Atta menna」 → 「(山形弁全般?)あっためんな」 → 「温めるもの」
「Citto sand moche'」 → 「(庄内弁)ちっと(挟んで)もっしぇ。」 → 「ちょっと面白い!」
「Do sa anna」 → 「(置賜弁)どさあんな?」 → 「どこにありますか?」
最もハイクラス(¥18,000-)のコース、Do sa anna。
原典カルミナ・ブラーナに紛れ込んでも多分気付かれない(笑)
サンダンデロは国際的にも有名な庄内イタリアン:アル・ケッチャーノの奥田政行さんが
プロデュースしたお店。おそらく名付け親も彼でしょう。センス抜群すぎる。


今回は都合で寄れませんでしたが(月曜日はお休みでもある)、いつかちゃんと予約を
入れて足を運んでみたいと思います。
おいしい山形プラザの営業時間は10:00~20:00で年末年始休
(サンダンデロは23:00まで、毎週月曜定休)です。
気になる方はぜひ足を運んでみて下さい。鮮度も味も折り紙つきです。
長くなりましたので今回はここまで~
次回は米沢牛関係のお店です!