若女将コラム

日々西屋と山を縦横無尽に駆け巡る湯守兼若女将のかなりマイペースなコラムです。
内容はすっ飛んでいます(というかほぼ西屋に関係ない話題ばかり)。ぜひ楽しんで下さいませ。

音のある生活 32「サダコはつらいよ」


こんにちは。

実は長芋(生)もアレルギーの若女将です。
恥かしながら西屋スタッフで唯一の食物アレルギー(それも複数)持ち。
もしかして私、デリケート…
(ダークアンビエント回で"9割暗黒面"だのクトゥルフだの
散々毒を撒き散らしていた奴が何を今更(笑))



今日は音のある生活シリーズですが、ほぼ閑話休題です。
副題の通り、かなりしょうもない内容です(苦笑)
息抜きだと思って頂ければ嬉しいです…。



今日現在白布は未だに浅い雪の中です。
雪の女王様はまだやる気にエンジンがかからないらしい。

気持ちは分かる、年賀状に関しては私も同類だわ。
この本文ももう1週間以上書いては崩し書いては崩し、結局支離滅裂なまま
無理やりUPしてしまったし…うーむ…頭が回らない。

最近、中途半端な気候のせいかしょっちゅう肩痛首こりに悩まされています。
なんというか、脳筋がいつも硬直している感じ(ちょっと待て字(笑))
いつものヘアスタイルさえ妙に「肩」苦しいと感じるようにもなり、とりあえず
頭皮に負担がかからないようトレードマークだったチタン箸かんざしを
しばし封印、ゆるめに髪を結ってごまかしています。

え?切れ?それだけは絶対イヤだ(爆)

とはいえ既に結構な長さなので、とりあえず邪魔にならないようクルクル巻いて
バンスで留めてしまうことが多いのですが。
実は毎晩寝るときも毛先がこすれないように髪を編んで保護しているため、
一日のうちで髪の毛を完全におろしている時間はお風呂以外ほぼ皆無です。
つまり私はもともと、髪を結った感覚に完全に慣れ切っているはずなのです。
なのにこのごろちょっと髪型を緩めただけで
「ああぁ髪解きたい今すぐバサーッとしたい!誰も止めるな下ろす!!」
よく分からない衝動にかられて、バックヤード限定ですがこっそり貞子化して
開放感を味わっていたりして(だってパブリックフロアでそれやったら西屋的に
かなりヤバい笑)。そしてそのままザ・デスクワークサダコ(笑)
そのままカウンターに出たら即一発芸(やらないけど汗)。
フロントスタッフの皆ほんとごめんなさい(笑)

しかしまぁ、あれだな。貞子さんたら有名すぎですね。
白い服を着て顔の前にロングヘアを垂らしてみせるだけで10人中
1000人(?!)が「ぎゃー貞子だ~!!」ほぼ確実に叫ぶはず。
井戸から這い出るあの衝撃的な姿がいつの間に人々の恐怖心の臨界点を
突破したのか、枷椰子さんとの夢の共演どころか、どこぞの始球式やら
ギャグマンガ、はては海外のいかにも胡散臭いようつべ動画にまで
散々出没させられているホラーの権化。
相手が野球選手だろうが行先が縁もゆかりもない異国のご家庭だろうが
所かまわず愛嬌呪いオーラをふりまかなきゃならない彼女の日常(?)は
そんじょそこらのブラック企業とはまるで比較にならない重労働っぷり。
さすがに不憫に思えてきます。怨霊だけど。
そのガッツ、ぜひ分けてほしいねぇ。
所詮恨みつらみなんて人類の未来と共に蒸発していく運命なのだから、
命ある者を憎むなら、いっそ呪いパワーをロケットエンジンにエネルギー
転換して、そのまま宇宙の果てにでも行ってくればいいのだ。
そして戻ってくる頃には故郷(地球)そのものがなくなっているという
相対性理論。めでたしめでたし(何がだ?!)。

いやいやいや、そんなくだらない話はどうでもよくてだな。
なんでひそかに貞子ちゃん推し(?)かというとだな、
髪型の連想もさることながら、単にこの間行った眼科の受診模様が
なかなかにツボだったのであって、別に貞子ちゃんが好きなわけじゃ
ないよってそれだけ言いたかったわけなんだな。

・・・市内某眼科にて。



↑状況説明が面倒なので、雑ですが思い切って一コマ絵にしました。。

こんなガンたれ写真(といっても診察のために強制的に逆あかんべぇ
させられているだけなんですが(苦笑))を薄暗い診察室で毎日見ている
眼科の先生…きっとホラー映画にめちゃくちゃ強いに違いない。
自分の髪と結膜炎ごときで、性懲りもなくこんな話題をだらだらと
(しかも旅館のHPで)垂れ流す若女将。
デリケートじゃないのは確かです(笑)



さぁお口直し?に今日の一枚。
これまた場違いな癒しアルバムを無神経に投下するわけですが、
本当はこっちがメインだったはず。もはやどっちが本題なのか分からんわ…。

"The Melody At Night, With You"

Keith Jarrett(1998)



こちらはECMきっての大御所ピアニスト(他の楽器も多種演奏)、
アメリカ出身のキース・ジャレットの1998年リリースアルバムです。
クラシックからジャズに至るまで幅広いキャリアと卓越した技術を持つ
キースは、あのマイルス・デイヴィスとの共演や世界各地でのコンサート
(ライブ盤、特に1975年ケルンでのコンサートアルバムが大ヒット)など
華々しく活躍してきました。しかしその過酷な演奏スケジュールの日々から
とうとう慢性疲労症候群を患い、一時ステージから離れる日々を余儀なく
されたのでした。
こちらのアルバムは、その療養中に作曲されたもの。
元々は奥さんへプレゼントするプライベートものでしたが、リリースされるや
再び世界的に絶賛を浴びたというミラクルストーリーの結晶。
曲はいたって静かで優しく(独特の唸り声はところどころ健在ですが、
本作でのそれはひどくピュアに聴こえる)、
長い旅の先でようやく温かい大地に根を下ろしたタンポポのよう。
ああぁ語彙力。
つまりこのアルバムに余計な能書きは不要なのよ。とにかく一度聴いてみて!
特にそこの貞ちゃんちょっと耳お貸し(そのままイヤホンをねじ込む)!て感じ。
だから語彙力…

挫折を味わい、己のどん底を見、荒廃した世界を一度知った人は、実はそれと
同じくらい強い力を心に秘めるチャンスを同時に得るのだと思います。
ただ堕ちて終わるのは簡単だけれど、その力の使い道を自分で選び、
自分を縛る鎖を自ら手放した瞬間…本当の純粋な心が現れる。
苦しい闘病生活を乗り越えたキースからの、魂(音楽)のメッセージ。
泥の中からまっすぐに咲く大輪の蓮のように力強く優しい音色に、
ぜひあなたの心を解放して耳を傾けてみてください。

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