若女将コラム

日々西屋と山を縦横無尽に駆け巡る湯守兼若女将の、マイペースなコラムです。好きなものは音楽・写真・自然・宇宙。

米沢のいい所あれこれ 【第27回:(県内版)HOCCA Kir】


こんにちは。
実は時々こっそり習字を続けている若女将です。
今日は前置き2本立て。



①お盆だ風邪だと散々な8月中一度も足を運べなかったスタバ。
ようやく先週のお休みの間に憩いの機会を得ました。
アップルクランブルパイが美味しすぎる…♡

スターバックスが最近InstagramにUPした”Ethical Sourcing”についての
動画が大変素晴らしくて、感銘を受けました。
コストコも今夏発行のフリーマガジンに”Ethical Shopping”という特集記事を
掲載して、自社プロデュースのフェアトレード商品の紹介等していましたね。
世界の最先端を行くグローバル企業は今や己の利益だけに固執するのではなく、
消費者のニーズばかり追うのでもなく、生産者や地球環境に至るまですべてが
循環可能・持続可能なシステムを目指して努力しているというのがよく分かります。
規模はまるで違いますが、その倫理的姿勢を少しでも見習いたいと思う今日この頃。


②最近ファミレスチェーン店やレシピサイトで「よだれ〇〇」と名のついた献立を
よく見かけるようになりました。おもに中華。花椒やごま油、唐辛子などの香りと
辛味が効いたたれがポイントで、“垂涎間違いなしの美味しい料理”というのが
本当の意味だそうですが…
そのド直球すぎるネーミング、かえって食欲が失せる…(爆)
気がしてならないのは私だけか(汗)?
だいたい見ればおよそ味のイメージは湧くわけだから、花椒棒棒鶏(適当)とか
もっと洒落た名前にできなかったのかとどうしてもツッコみたくなってしまいます。
そもそも人様にあまり晒したくない体液を、よりによって巷で売り込みたい料理の
呼び名にもってくるとは。
名付け親はよほどの料理好きか、ホヤやウニを人類で初めて食べた人並みに度胸が
ある人に違いない。
相変わらず変なところで感心してしまうネジ野郎な私でした(笑)

①と②のギャップ(笑)



今日は米沢(でなく山形)のいいとこあれこれシリーズ。
第27回目。ご紹介するのは鶴岡市生まれのワインカクテル、
HOCCA Kir(キール)」(リンク先はかもしかやさん)です。

HOCCA(←こちらのリンク先がHOCCA公式サイト)は、
鶴岡市の老舗酒造:楯の川酒造が母体のブランド名。
新たにワインづくりを目指して2年前に庄内地方でぶどう栽培を始めたばかりですが、
2021年には正式に「ホッカ ワイナリー」を立ち上げるそうです。
酒類の国内消費量が少しずつ減少しているという言われている今、
果敢に新境地を目指して活動を展開する素晴らしいチャレンジャー精神。
ひやおろしで有名な地酒「吾有事」ブランドも楯の川さん監修だし、
今山形で一番勢いのある酒造店さんかもしれません。
そのHOCCAから、Kir(キール)というフランス発のカクテルが先日発売された
ということで、かもしかやさんから早速取り寄せました。



白ワインをベースにカシス果汁を加えた麗しいベリー色がなんとも魅力的です。



そして肝心のお味。

…美味しい。やばい、めちゃめちゃ美味しい。

甘酸っぱいカシスの香りとワイン本来の深みある味わいが絶妙にマッチして、
何だこの化学反応は?!ありそうでなかった組み合わせに目からビーム…
じゃないウロコが落ちまくりのウマー!!
食前酒向きといいながら無限に飲めてしまう中毒性があります飲みすぎ注意(笑)。
まるでおとぎ話のお姫様と王子様がハッピーエンドの後で二人で嗜むような、
仕事を終えたベテラン魔法使いがひそかに愛飲していそうなファンタスティックな
味なのです。アルコール度数10%。
女性やあまりお酒に強くない男性にもおススメです。
取り扱いしているお店はまだ少ないようなので、白布温泉にいらしたらぜひ
かもしかやさんへGO。

ちなみにHOCCAからはKirの後続で辛口テイストのシードルが発売されています。
リンゴのほのかな香りとキリっとした飲み口は、焼酎好きのお父さんもきっと
好きになるはず。既にいくつもの輝かしい受賞歴を誇ります。
こちらも大変おススメ。
HOCCAの洋酒作りのセンスとクオリティの高さは折り紙済みです。
今後に期待!




完全におまけポジションです今日の1枚。

"Telenn Geltiek - Harpe Celtique"

Alan Stivell(2013)

(サムネイル↑をクリックすると、Youtubeでアルバム内の曲を
ダイジェストで視聴できます)

フランス・ブルターニュ地方出身のアラン・ステイヴェル。
アイリッシュハープ演奏の世界的権威であり、半世紀以上にわたって
ブルターニュ地方におけるケルト音楽の普及に努めてきたほか、
ジャンルを超えて幅広い人脈を持つ稀有な音楽家でもあります。
フランスのカマックという老舗ハープメーカーには、彼の名を冠した
アイリッシュハープがあるくらい本国では有名なお方。
そのステイヴェル氏が2013年にリリースしたのが本アルバムです。

…と思ったら、2013年版はどうもリマスターものっぽい。
録音自体もっと過去の可能性があるのですが、ソースを辿れませんでした。
テキトーに書き立ててしまいすみませんでした(汗)。

立ち演奏でエレキハープをギンギンに響かせたり、ロックかと思うような
サウンドをバックに朗々と歌ってみせたりと、ワールドミュージック
らしからぬ積極的アプローチが目立つ彼ですが、Brian BoruやAgainなどの
代表作に対してTelenn Geltiekは全曲インスト&ハープソロ。
主張しすぎない楽器本来の素朴な旋律が楽しめます。
ところでアラン氏は今年で御年75歳。
いつまでも若々しいイメージがありましたが、久々に近影を見たら
ものすごく髪がなくなってて「え、誰(汗)?」て思わずツッコんで
しまいましたが、今なお衰えを知らない創作意欲には敬意を表したいところ。
これからも身体を労わりながら、活躍し続けてほしいですね。

Kirには、ジャズよりもこんな異国情緒あふれる器楽曲が似合うと思う。
そんな個人的な好みからピックアップしてみました。

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