若女将コラム

日々西屋と山を縦横無尽に駆け巡る湯守兼若女将の、マイペースなコラムです。好きなものは音楽・写真・自然・宇宙。

米沢のいい所あれこれ 【第24回:Edible 紅花】


こんにちは。
どんなフェイントにも怯まず、ガードカウンターできるようになりたい若女将です。
インドカレー最高。



娘「はなちゃーん、ただいまーっ。ほっぺびにょーん♡」
はな「ぐぬぬぬ…」




つい先日、思い切って家庭用の冷凍庫を買いました。見切り発車ゴーゴー!
どこまで使いこなせるかシャア専用ザクならぬコストコ専用フリーザー?!

「ザクとは違うのだよ、ザクとは(ぐふふ…)w」

この白グフを迎え入れるにあたって予め食品庫から居間のラックの
中身から総入れ替えしておいたので、格納庫(初期設定)はばっちり。
本格的な山籠もり生活体制が着々と整いつつあります。
自ら人里を遠ざけていくスタイル。いいんだか悪いんだか。



さて今回も「米沢いい所」シリーズです。だんだん音シリーズ並みの
マニア路線に傾きつつあるともっぱらの噂(?)ですが、そうと知ってて
メジャーな観光案内にはなかなか載っていない米沢の魅力を敢えて
ピックアップしておりますので、「こんなものがあったんだ~」と気軽に
楽しんで頂ければ幸いです。

今回は第24回目、多分今まで誰も取り上げたことがないであろう
ユニークなEdible“食べられる”紅花(主にスイーツ)を特集してまいります。

一つ目は、当コラム「米沢いい所あれこれ」シリーズ第2回でも
ご紹介したことのある米織会館さんにてただいま販売中の「紅花あいす」



上杉神社の参道から東に100メートルほど歩いたところにある洋館風の
建物が米織会館さんです。この中で紅花あいすが販売されているわけですが、
実は以前伺った時から気になっていました。




今度こそはとお邪魔し、初注文!



会館に入ってすぐ左に休憩コーナーがあって、
そこで(麗しい米織の生地や着物の見本を眺めながら)頂くことができます。
さて、ふたを開けると…



おぉ、ほのかなピンク色!なんて美しい色だろう!!
こちらのアイスは紅花紬で有名な新田織物さん(米沢市)と
お菓子メーカーさんとのコラボだそうです。



ちなみに紅花染めの米織一例はこんなかんじ↑
この繊細な色遣いがまさかスイーツでも再現できるとは。紅花おそるべし。
紅花だけでなく、シルクまで練りこまれているという気合の入れようです。
決して着物を食べているわけではありません?!

肝心のお味は…なんとも不思議。フルーツ系のジェラートとも違う、
ちょっと濃厚なバニラのアイスとも違う、上品で、奥深いコクとほのかな
甘さが花びらのように広がります。絹って&紅花ってこんな味なんだ…と
感動すること請け合い。

1個360円(税込)なり。かのハー〇ンダッツもビックリのお値段ですが、
そもそも素材がレアでリッチだし、だいたい他では買えないもの。
米沢を訪れたらぜひ一度味わってみて頂きたい逸品です。



お次は場所を変えて、市内金池にある菓子処:錦屋さんに参りました。





錦屋さんはお隣川西町に本店を持つ地元の老舗菓子店の一つです。
そこで売られているのが…



じゃーん!ズバリ紅花饅頭(まんじゅう)
ふわふわの蒸しまんじゅう生地に紅花がダイレクトに練りこまれています。
ところどころ放射状に見える筋が花弁ですね。
生地全体も紅花カラーの温かみある黄色で、小ぶりながら存在感があります。
お味も紅花アイスと同じく、品のある(本当に他に表現が思いつかない!)
味わい!なんというか、本当に上品なのよ。こしあんの甘さも程よく
マッチします。日持ちはしないのですがお土産におひとついかがでしょう。
気軽なお茶請けにも◎。



お次はこちら。紅花つむぎ。ネーミング!紅花紬!!
生クリームとふうき豆(山形市発祥のグリーンピースのお菓子)餡を
紅花入りのふわふわスポンジでサンドしたボリュームのあるお菓子です。
(写真のカット面が全然きれいでなくてすみません(汗)
かじってないよ!ナイフでカットしてありますのでご安心を(?)。)

饅頭とはまた違い、和の素材をふんだんに使ったケーキといったところ。
どちらかというと中身のほうがパンチが効いているので、
上記2点に比べると紅花風味は控えめです。

まんじゅうとクリームサンド、どちらを選ぶかはお好みでどうぞ☆

ところで錦屋さんは大変創作意欲があるお菓子屋さんで、
紅花のほかにも地元の特産品を使ったユニークな和洋菓子を数々
プロデュースしています。たとえば…



米沢牛パイ!!
いきなり米沢の本命キタ――(゚∀゚)――!
本当に米沢牛が練りこまれた旨味たっぷりのパイです。




同じシリーズで、ネーミングも強烈な「鯉していっパイ」(鯉入りパイ)に、
「うこぎパイ」(ご存じうこぎ入りパイ)なんて商品も↑。
成分は少なめですがそれぞれちゃんと風味が感じられます。
形は原材料にかかわらずどれもおしゃれ(?)なリーフ型。
約2か月ほど日持ちもするので米沢お土産におススメです。
行ったつもりで米沢牛。食べたつもりで鯉のパイ。
特に鯉。すごい。うなぎパイとタイマン張れる。

…とまぁ、最後すっかり話が脱線してしまいましたが、
美味珍味なエディブル紅花+αラインナップ、いかがでしたでしょう?
米沢には単なる伝統食・特産品だけではなく、こんなユニークな
スイーツがあるんです。奥深いでしょ?

いずれは着物バージョンでも紅花の紬や米織の素敵な織元さんも
ご紹介したいと思いますので、どうぞお楽しみに…。

【米織会館(米沢織物歴史資料館・おりじん)】
〒992-0039 山形県米沢市門東町1-1-87 
電話 0238-23-3525 
営業時間と定休日 
4-11月 9:30~16:30(無休)
12~3月 9:30~16:30 (土日・年末年始休み)
駐車場 建物の前に数台分あります。

菓匠庵 錦屋(金池店)
〒992-0044 山形県米沢市春日1-2-9 
電話0238-21-9218 
営業時間 8:00~18:30 
駐車場 お店の敷地内に7~8台分あります。





さてさて最後になりましたが、今日の一枚(二枚?)はどれにするかいな。

Karl Jenkins "Symphonic Adiemus"

           Karl Jenkins(2017)
(↑のサムネイルをクリックすると、1トラック目の
"Adiemus"(Youtube)が視聴できます)

イギリスのクラシック系現代音楽作曲家、カール・ジェンキンス御大。
彼がプロデュースした「アディエマス」のシリーズは、独特の言語による
コーラスと勇壮なリズム、さらにオーケストラ(ロンドンフィル)との
ドラマチックな融合から大ヒットし、リリース当時日本でも一世を風靡
しました。1999-2000年にかけて放映されたNHKスペシャル
「世紀を超えて」ではOPテーマにも採用されたので、ご記憶の方も
いるでしょう。異世界の物語のように壮大なアディエマスワールドには
私もどっぷりハマったものでした。
こちらのアルバムは、そんなアディエマスシリーズを中心とする自身の
往年ヒット作をさらにオーケストラ&合唱曲に編曲したものです。
個人的にはミリアム・ストックリーによる力強く原始的な歌声が幾重にも
響く初期アルバムのほうが好きなんですが、全体的に聴きやすくまとまって
いるアルバムなのでおススメとしてピックアップしました。
名曲の数々が重厚なコーラスになって甦るぅう。

Karl Jenkins "PIANO"

                                Karl Jenkins(2019)
(↑のサムネイルをクリックすると、3トラック目の
"White Water"(Youtube)が視聴できます)



一方のこちらは、同じく人気曲を選んでカール本人がピアノアレンジ
したもの。どれも良アレンジ。沢のせせらぎやそよ風のような、優しい感動が
聴く人を包み込んでくれます。心癒せるひと時をお求めの方にはこちらがお勧め。

ちなみにカール氏の作品で私が好きなのは、
ご存じ「聖なる海の歌声(Adiemus)」、
雨の日もハッピーな気分になれる「レイン・ダンス」、
冒険物語が中盤に差し掛かり、今度は仲間とともに飛空艇で新たな空の
舞台へ旅立つ!新展開の幕開けのような(どういう例えだ(笑))
「In Caelum Fero」、「Zarabanda」「Hymm」
そして現代ミサ曲「The Armed Man」などなど…(すべて原曲版)が好きです。

音楽も着物もカレーも最高ね!

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