若女将コラム

日々西屋と山を縦横無尽に駆け巡る湯守兼若女将の、マイペースなコラムです。好きなものは音楽・写真・自然・宇宙。

米沢のいい所あれこれ 【第16回:とんぼ玉と民芸和紙 大和屋】





梅雨入りして約半月、ようやくまともに?雨が降ってきました。
山の水が少なくなり、沢に入るたび心配していた私も多分森の木々も一安心。
人の思惑に寄らず、自然はちゃんと循環しています。

そういえば、前回コラムで触れたイスラエルのお菓子「ルガラー」、
あれから作ってみました。



(見た目は実にひどいけど…気にしないで(笑)!)
クッキーにしてはスローベーク(150度で30分程)だったせいか、
仕上がりは作例より焼き色薄め。でも味は素朴ながら美味でした。
デーツ・くるみ・シナモン(大量)のエキゾチックな渦巻きコラボ。
なぜか、昔々どこかで食べたような懐かしい味がしました。
作り方はクックパッド イスラエル大使館のレシピに載っています。
興味のある方!デーツが手に入ったら是非作ってみて下さい。



さて、今回は「米沢のいい所あれこれ」シリーズ第16回
とんぼ玉と民芸和紙 大和屋さんの紹介です。



(↑お店の正面。)
大和屋さんは上杉神社の北通りをやや西に行ったところにあります。
うっかりすると通り過ぎそうになる上駐車場も極めて狭いので、
予め上杉神社駐車場(のなるべく西端)に停めてから5分ほど
西に向かって歩いた方がいいかもしれません。




店内はきらきらした可愛い小物やとんぼ玉製品で溢れています。




色とりどりのとんぼ玉(ガラス)アクセサリーに…




ダイクロガラス(金属粉を焼きつけて独特の玉虫色になったもの)コーナー。




まるで宇宙を閉じ込めたような素敵なアクセサリーも!




このリアルなクラゲ!実物はものすごくきれいです!!
どうやって作ったの???

とんぼ玉だけではありません。
他にもいろいろな雑貨や小物が所狭しと並んでいます。



伝統的な日本和紙や千代紙がたくさんあり、これらを使った参考作品も展示
されています。
こちらのお店ではご主人が書道教室の講師、奥さまが和紙講習の講師、
娘さんがとんぼ玉の体験や教室の講師をそれぞれ受け持っておられます。
皆さんものすごく手先が器用。お店に並んでいるのは、その得意とされる
ジャンルの商品というわけです。



しかし特に目を引くのは何と言っても猫雑貨!
猫好きにはたまらないコーナー!!



猫柄ばかりを集めたバッグやストール、手ぬぐい、ポーチetc



真正マタタビの付いた面白いストラップ(はなちゃんにあげたら発狂する/笑)、



もちろんニャンコの柄のとんぼ玉もあります。
大変なレア物です。ちょっとお値段は高めですが、猫好きにはたまらない!

さて、この素敵なとんぼ玉。
これらは全て、上記の通り、とんぼ玉製作体験&教室の講師をされている
竹田さんの(娘さん)手作りです。プロのとんぼ玉作家でもある竹田さんは、
数多くのさまざまなとんぼ玉製作を手掛けていらっしゃり、ソーシャルマーケット
creemaで作品を販売されているほか、こちらのお店で直接好みの
とんぼ玉からアクセサリーをオーダーできるのが大きな魅力の一つです。



↑単品販売中のとんぼ玉各種。



↑私もお店でとんぼ玉のかんざしをカスタマイズ購入しました。
大きさの割にインパクト抜群。

特にとんぼ玉を自作体験できるお店は米沢市内でもここ1軒しかなく、
一味違う米沢旅行のお土産にと体験を楽しんでいく方も少なくありません。
今回私も、コラムで紹介するに当たり、スタッフかずこさんと共に
とんぼ玉の製作体験を申し込んだのでした。



体験で作れるとんぼ玉は2種類。小さなガラスの粒を転がし仕上げるタイプ(右)と、
金太郎飴のようなモチーフを鏝(コテ)で押しつけて模様を埋め込んでいくタイプ。
どちらがいいかはお好みで。

私はコテタイプをチョイスして、いざスタート!




好きな色を2種類チョイス↑



モチーフを選んでバーナーのそばに並べます。↑



バーナーの火は小さいながらかなりの威力で発火します。
まずは軸を熱し、その後自分で選んだとんぼ玉の元になる棒ガラスを
少しずつ熱してとかしていきます。



↑飴玉のように真っ赤になって垂れてくるガラスを回転させながら
玉状にまとめていく作業は、当然未知の体験。
まるで濃厚な蜂蜜のようです、本当に。。
(一瞬でもガチで“美味しそう”などと頭をよぎった私は多分相当疲れている/汗)



↑溶けたガラスがとんぼ玉サイズになったら、
先ほど熱した軸にガラスを巻き付け、温度を見ながら玉状にしていきます。
左手は軸をゆっくり回したままキープ。
形が整ったら、再び熱を加え、モチーフを付けていきます。




↑粒を転がしていくタイプよりモチーフコテ当てタイプの方が全般に難しい!
力加減を間違えるとまっすぐモチーフが埋め込まれていきません。




少しずつコテを当てていって…形が整ったら、
1時間ほどかけてゆっくり冷却させ、とんぼ玉完成!!



出来上がったとんぼ玉はその場で好みのアクセサリーor根付orストラップに
仕上げてもらえます。体験で作れるとんぼ玉は2個。
そのうち1個は無料で好きなパーツを付けてもらえます。
私は子供たちにプレゼントしてあげたくて、2つとも根付にしてもらいました。



出来上がったのがこちら↑
ピンクにハートと夜空色に☆のきわめてわかりやすい2種類(笑)。
初心者なので、ハートは一部形がゆがんでいます。
青い方も星というより深海のヒトデ。実にヒトデ。
それでも世界に一つの手造りには違いありません。

何の変哲もないガラス棒が、こうして熱と人の手を加えることで
可愛いとんぼ玉に変化していく様子を間近で見るのはかなりの感動体験です。

こちらの体験コースは一人1980円
所要時間は製作1時間、冷却1時間の計2時間。
完全予約制ですが、初めての人でも懇切丁寧に教えてもらえるので
失敗はありません。素敵な思い出になること間違いなしです。

そこまで時間が割けなくても、お店の中に数えきれないほど並んでいる
とんぼ玉やアクセサリー、雑貨を眺めているだけでもあっという間に
楽しい時間が過ぎていきますよ。
ぜひ皆さんも気軽にお立ち寄りください。





【場所】
とんぼ玉と民芸和紙 大和屋
〒992-0053山形県米沢市松が岬2-1-82
TEL:0238-23-1118

営業時間 9:00~19:00

定休日 日曜日(祝日営業)

駐車場 お店の正面に2台ほど、
もしくは上記の通り上杉神社駐車場から徒歩約5分