若女将コラム

日々西屋と山を縦横無尽に駆け巡る湯守兼若女将の、マイペースなコラムです。好きなものは音楽・写真・自然・宇宙。

音のある生活 9 「ところで宇宙往ってくる②」



白布温泉、ようやく桜が開花しました。
ところどころ満開で、山も淡いピンクと木々の芽吹きに目覚め、
いよいよ春本番と言ったところです。

西屋も今日からしだれ桜のライトアップスタートしますよ。








(写真は以前の様子を撮影したものです。)
ぜひ身にいらして下さいね。

「ところで宇宙行ってくる」シリーズが思いっきり半端なまま気が付けばGW間近。
べ、別に怠けていたわけじゃありません。
館内のメンテナンス(9割DIY)、ネットプランの全面リニューアル、
インバウンドに対応するための準備、新しい販売チャンネルの増設等ナド…
この1~1ヶ月半の間、宇宙どころか口から魂がはみ出ないよう地べたを
走り回っていました。かたやこの春は私事ながら子供の卒園入学もありました。
我が子の成長をまぶしく見守る嬉しさの半面、
一気に年月を経てしまったような妙な焦りが心を揺する今日この頃…。
毎日をもっと有意義に過ごさねば。


というわけで「ところで宇宙行ってくる②」多分中編(まだあるの?!)
今日はちょっと趣向を変えて、
当コラム音楽シリーズ初のリクエスト曲(!)を1曲ご紹介します。

The Beatles"Across the Univercse"



Beatles - Across the universe (Best version)
※アルバム画像をクリックするとYoutubeに移動します。

(こちらは、いつも当館の電気系統のメンテナンスでお世話になっている
社長の学生時代同期:きみさんからのリクエストです。
きみさんありがとうございます~!)

知らない人はいないUKロックの超大御所:ビートルズ。
あまりに有名すぎて、実は私、個々のアルバムを殆ど真面目に聴いたことが
ありませんでした(ファンの皆さんごめんなさい)。
ビートルズ自身のみならず、後世のアーティストによるアレンジも数多く
存在するのもかえってややこしく、タイトルと曲がまるであみだくじの
ように一致しません。ぶっちゃけ苦手意識が強いアーティストでした
(ますますファンの皆さんごめんなさい(苦笑))。

Across the Universeも初めて聞くタイトルだなぁなんて思いつつ
ようつべを捲ってみたら、確かに聴いたことある曲でしたというオチです。
今度ちゃんとアルバムを聴いてみます。

話が逸れました。

印象深いのは1969年リリース当時のいわば原曲版(↑画像リンク)です。
平和な鳥のさえずりから始まるオリジナル・バージョン。
故ジョン・レノンとポール・マッカートニーの共作名義ですが、
歌詞からするとジョン色濃いめな感じです。

不思議なフレーズですよね、"Jai guru de va om"。
インドの聖典が元ネタだそうです。

Nothing's gonna change my world...
"私の世界を変えることができるものは何もない"と(いうニュアンスで)
歌っていますが、それは立ち止まることでも何かに固執することでもなく、
この世のすべてのもの、喜びも悲しみも言葉も心も時と共に全てが流れ、
愛に抱かれて宇宙の彼方まで広がっていく…ボーダレスな世界観。
一見諸行無常がテーマのようですが、メロディーの優しさもあいまって
安らぎと幸いに満ちています。

わざわざ遠くを目指さなくても、目の前の日常のどの瞬間にも宇宙は存在し、
あなたと繋がっている…まさにマントラ。

東洋の深遠な思想に関心があったというジョン・レノンですが、
こんなユニークなテーマを親しみやすい歌に乗せた彼らはやっぱり
天才かもしれません。

まさか暗黒物質のことを歌ったわけじゃないよね??