若女将コラム

日々西屋と山を縦横無尽に駆け巡る湯守兼若女将の、マイペースなコラムです。好きなものは音楽・写真・自然・宇宙。

米沢のいい所あれこれ 【第10回:日乃本帆布 牛や 米沢本店】


12月も後半戦に入りました。
今年はゴタゴタしていて年賀状がまだ仕上がっていません。
私にとってはクリスマスもお正月も「気が付けば終了」してしまう儚いイベント(笑)
ただ子供たちには忘れられない楽しい思い出にしてあげようと考えています。

皆さんも身体に気をつけてよいお年をお迎え下さいね。
(冒頭から〆てる)





さて、今日は「日乃本帆布(ひのもとはんぷ)」で全国に名を知られる
牛(ぎゅう)やさんのご紹介です。

(実際にお店に伺ったのは10月でしたが、こうしてご紹介に至るまでなんと
2カ月近くもブランクが空いてしまいましたことをお詫びいたします。)

牛やさんは東京を中心にいくつも支店をお持ちですが、本店は米沢市にあります。
場所は上杉神社参道を東に少し行った蔵造りの建物。



こちら↑が入口の様子。軒先の「帆布」の暖簾がとてもウェルカムな雰囲気!




お店の中には所狭しと沢山の種類の商品が並んでいます。
渋めのダークカラーからポップなデザインまで色々あり、見ているだけで飽きません。
直営のオンラインショップもありますが、実店舗の品揃えは実にバリエーション豊か!
(オンラインショップは人気商品を中心に取り扱っていらっしゃいます。)



牛やさんのかばん・服飾品の特徴はなんといってもその頑丈さ。
写真ではなかなか質感が伝えきれませんが、触ってみると「これ、布?!」と
見まごうほどとにかく頑丈なのです。
それでいて使いこんでくるとだんだんやわらかさが出てきます。
今私が使っているトートはネルのような優しいさわり心地になりつつあります。
すべすべ…(笑)



表面には防水加工が施されているため、雪深い米沢で持ち歩いても安心。

道路を挟んで向かいにある工房では、毎日職人さん達が指紋さえ消えるような
力のいる作業でこのかたい帆布を一生懸命鞄に仕立てています。
因みに…





こちらの工房、スタッフさんにお声がけすればなんと見学自由
実際に私もお邪魔しました。
工房の中はミシンの音と、帆布や革をカットする機会の音が静かに響いています。
スタッフの皆さんの表情は真剣そのもの。






↑こちらは取っ手などのパーツになる革のカット部分。
かなり分厚く、素材からして頑丈そう。



↑こちらは仕上がった製品を積んでおく棚。
型番が貼ってあります。



↑どこのパーツでしょう…
この「折り目」をつけるだけでもとても力が要るのだそう。
奥の女性スタッフさんが手際よく伸ばし方をされているのが印象的でした。

はてさて、この工房で生み出された数々の製品にはどんなものがあるのかしら。



↑店舗内の左側にはやや男性向けの、質実剛健そうなトートやショルダーが
並びます。かなり人気のシリーズだそうです。



↑小銭入れやキーホルダーのシリーズ。大きさも値段もお手頃です。
品のあるカラーも魅力的!まずはこちらから手にしてみるのもいいかも。



↑このショルダーはオンラインショップで一番人気のタイプ。
どこにでも持ち歩けそうなシンプルなデザインで、男女問わず身に付けられます。




↑こちらは黒地に赤の牛革パーツを組み合わせたハイファッションなシリーズ。
男性にも非常に人気があるそうです。
他にもネイビー、緑系などアクセントカラーが異なる商品もあります。
(上の方の写真に写っています)




↑ペットボトル入れやリュックもあります!!!
かわいいフォルムとレトロなカラーが絶妙なバランス。
旅行に連れて行きたくなります。




↑なんと、上着やベスト、帽子もあるんです!!



↑組み合わせ一例はこのとおり。シックで落ち着いた大人の雰囲気です。



↑他にも、こんな可愛い柄のバッグも見つけました。
こちらは肌触りもよく、キルティングのような質感と革の組み合わせがとても可愛い。
しかもニャン柄ときた(ツボ)。他のシリーズに比べて安めなので、個人的に
オススメです。



↑そしてこちらは、お相撲さんのまわしのデザインを取り入れたモダンなバッグ。
東京グランスタ店のオープンに合わせ登場したもので、
海外の方にも評判だそうです。帆布の無限の可能性を垣間見れる逸品です。



余談ですが、今回のご縁で私が購入したのはこちら↑
価格は…アイエェェ!!(笑)ですがデザインも機能性も申し分なし!
ベルトの部分は緩められる上、底には鋲も打ってあるので床に置いてもちゃんと立ちます。
革でパイピングが施されていて、ガツガツ物を入れてもびくともしません。
地元にこんな立派なメーカーさんがあることを嬉しく思いつつ、
大切に使わせてもらっています。

ちなみに牛やさんの鞄は、傷んだりした部分はちゃんと工房で修理もしてくれます



↑こちらは工房内の一角にあった修繕コーナー。
全国から送られてきた鞄が山のように積まれていました。皆さんとても
愛着を持って使用されていて、新品に変えた方が安いのにも関わらず、
敢えて修理の道を選んで工房に託すのだそうです。長く使えるからこそ、
使うほどに味わいが出てくるからこそ大切にされている証拠ですね。

お店の方もとても気さくで、どれを選んだらいいか迷った時など素朴な
質問にも丁寧に答えて下さいます。
ぜひ米沢にお越しの際は、足を延ばしてみて下さい。



上杉神社からとにかく歩いていける距離なので、工房の駐車場が満車でも安心です。
↑本店の入り口では、帆布生地も売っています(しかも安!!)。
クラフト好きさんも鞄好きさんもぜひ、牛やさんにどうぞー!
(そして隣の隣にある米織会館にもレアな米織生地がありますので、併せてお薦め。)

【お店の場所】
日乃本帆布 牛や(三香堂)
(米沢本店(&工房))
〒992-0039
山形県米沢市門東町1-5-29
TEL&FAX:0238-22-6174
9:30~17:00/(不定休)
その他、東京都内に4店舗(2017年11月現在)、埼玉川越店があります。