若女将コラム

日々西屋と山を縦横無尽に駆け巡る湯守兼若女将の、マイペースなコラムです。好きなものは音楽・写真・自然・宇宙。

ふるさとin東京 3 (最終回)



もうすぐ7月です。だんだん蒸し暑くなってきましたね。
(ぶっちゃけ5月の東京は今の白布以上に暑かったが(笑))
梅雨も半ばに差し掛かると、どうしても体力が落ちて食欲もなくなりがちですが、
せめて水分だけでも確保して頑張ろうと毎日言い聞かせている今日この頃。
甘酒を作っておかなきゃ。

(私にとって甘酒(麹)はご飯の代わり。究極に食欲が落ちた時は、
甘酒と梅干しと豆腐・納豆でしのぎます(もっと食べろー!))。


さて、だいぶスパンが伸びてしまいましたが、ふるさとin東京、
最終回は荻窪の「いっ久どーなつ」さんのご紹介です。


JR荻窪駅から徒歩1分(もかからない)、
ロータリーの一角にいっ久さんがあります。
何を隠そうこちらのお店、米沢関地区の船坂峠で豆乳を製造販売していらっしゃる
リーベルさんの本店なのです!
川西町産の秘伝豆(枝豆の一種で非常に味が濃く甘みのある品種)を関の工房で絞り、
おからと豆乳を生産、そのうちおからを遠路東京に直送し、ここ荻窪でドーナツにしています。
(いっ久どーなつさんは他にも下北沢、名古屋に支店があります。)




お店のオーナーさんはリーベルの山本さんのご主人。
数年前に東京から奥さまだけが移り住み、より鮮度の高い原料の
加工に取り組み始めました。今ではすっかり地元の方と親しくなり、
関小学校に通う息子たちも工房見学で何度もお世話になっています。



写真をうっかり撮り忘れてしまいましたが、
お店の壁面には関地区の紹介のポスターや、秘伝豆の解説が貼られており、
嬉しい故郷感満載です。



お目当てのドーナツは目の前で次々と揚がっていきます。
ほんのり甘い香りが辺りに漂い、食欲もテンションも急上昇(笑)



手に持つとこの通り。ふわふわで結構大きめです。値段は一つ170円、
少し割高に思うかもしれませんが、素材の鮮度と希少性を鑑みれば十分良心的と言えます。
さらにできたてはとてもアツアツ。席がないので立ち食いにはなりますが、
見た目ほど油っこくなく、秘伝豆のほんのりした甘みと香りがとても
上品なドーナツでした。もちろんテイクアウトもできるので、
家族のお土産用にも箱入りで買わせていただきました。



ドーナツのほかにはドリンクもあり、私はバナナスムージーをchoice。
いやー、美味しかったわ。
その後の中央線ではお土産に買ったドーナツの香りを惜しげもなく振りまきながら、
ほくほくと帰途に就いたのでした(笑)。
いっ久どーなつ荻窪店は月曜日が定休で、営業時間は11:00~19:00です。
絞ってすぐパックした新鮮な豆乳も買えますので、本物の豆乳を飲みたい!
という方もぜひ足を運んでみて下さい。量販店では決して手に入らない本物の味です。







いかがでしたか?
すみません、最後はもう掛け足になってしまいました(苦笑)
他にも訪れたお店やカフェがあるのですが、かなり個人的な好みで…。
新宿駅周辺をぐるっと一周して、学生時代足しげく通ったお店や思い入れのある場所を
訪れられたのは本当に楽しく素敵なひと時でした。
留守中子供たちを見ていてくれた家族にも感謝、感謝。

東京はいつ訪れても懐かしく(母の故郷、私も7~8年住んでいました)、不思議な街です。
今回はお店の訪問のほか美術展を二つ梯子してきたので、
(「ミュシャ展」と「バベルの塔展」)
かなり内容の濃い2日間でした。
タラ夫君の美声は一生忘れない(笑)

次に上京できるのはいつかは分かりませんが、訪れるたびに新しい発見がある東京に
“故郷”があることを、私は嬉しく思っています。